■概要
その「カセットテープ」を聴きたいと思っても、カセットテープレコーダーでは物足りない。カセットデッキはごく一部のメーカからしか製造・販売されておらず、中古のカセットデッキも高価な物が多く、今あの頃のカセットを聴くには、なかなか敷居が高いようです。
そこで、カーオーディオのアンプ内蔵カセットデッキ、「カセットレシーバー」を部屋で使って、カセットをいい音で楽しんでみるのはいかがでしょう?
カーオーディオのカセットレシーバーであれば、
・サイズがコンパクトである上に、アンプ内蔵のカーオーディオを使用すれば、ホームオーディオ用スピーカーを繋ぐだけで、あの頃聴いていたカセットテープをそのまま楽しむことができます。
今回は、そんなカーオーディオの「カセットレシーバー」を使って、
「部屋でカセットテープを楽しむ」事例
をご紹介します。
中古カーショップに行くと、驚くほど多くのカセットレシーバーが、中古品やジャンク品として販売されています。中にはナカミチなどの高級機も販売されている時もあります(なかなかお目にかかれませんが)。
価格帯は非常に手ごろなものから、それなりの値段のものまで数多くあります。ところが、数多くあるカセットレシーバーはそのままで部屋で使うことはできません。
そこで、気に入ったカセットレシーバーや、お手持ちのカセットレシーバーを弊社LE801に入れ、お気に入りのスピーカーを接続すれば、お部屋でカセットをステレオサウンドで楽しむことができます。
■どんな使い方ができるの?
お部屋でカセットを聴きたい時に、電源をON、カセットを入れれば、カセット独特のローディング音の後、再生が開始します。
停止したい時にはSTOPやEJECTボタンを押すか(カーオーディオのカセットの操作)、電源をSTANBYにするだけです。再び電源を入れると停止したところから再開してくれます。
使用するカセットレシーバーの機能によりますが、多くのカセットレシーバーには、曲の先送り、後戻り、リピート、オートリバースや、各種ノイズリダクションなどの機能がついています。
なお、LE801にはSTANBY/ONスイッチがあります。STANBY状態にしておけば、カセットレシーバーの初期設定が保持されます(電源を入れるたびに初期設定をする必要はありません)。
また、カーオーディオならではの使い方、「特性の違うスピーカーを2組接続して、自分好みの音に調整する」ことも可能です。
たとえば、中高音域のスピーカーをLE801の「フロントスピーカー端子」に接続、中低音域のスピーカーをLE801の「リアスピーカー端子」に接続します。そして、カーオーディオのFADER機能を使って、リアスピーカー側を強くすることで中低音域に厚みを持たせる、逆にフロントスピーカー側を強くすることで中高音を際立たせることも可能です。
■事例で使用した機器
この事例で使用した機器をご紹介します。
▼LE801-BW
弊社製品、市販1DINサイズ専用のカーオーディオ用電源付ケース(ブラックタイプ)です。
カーオーディオを部屋で使うために必要な接続コードや、スイッチ、ACアダプター、取扱説明書が全てセットになっています(カセットレシーバー、スピーカーは付属しません)。
ですので、ぎぼし端子の圧着や半田付けなどの作業は不要です。
製品の詳細についてはスペシャルサイトをご覧下さい。
・LE801スペシャルサイト(新しいウィンドウが開きます)
▼ADDZEST ARX5450
クラリオン社製、アンプ内蔵カセットデッキ(カセットレシーバー)です。
先送り、巻き戻し等機能があります。
▼VICTOR SP-EXAR3
VICTOR社製、9cmウッドコーンスピーカー(1ウェイバスレフ、4Ω)
-PR:JVCケンウッド ウッドコーンスピーカー SX-WD30
■カーオーディオを自宅で使うために
カーオーディオのアンプ内蔵カセットデッキ(カセットレシーバー)は、スピーカーを駆動するアンプが内蔵されています。ですので、カーオーディオにスピーカーを繋いで、電源を供給すれば、部屋でカセットを聴くことができます。
上の使用例写真では、LE801-BWを用いて、カセットレシーバーのARX5450に家庭用コンセントから電源を供給し、スピーカーを接続して音を出しています。
なお、アンプを内蔵していないカセットデッキや市販1DINタイプ以外の場合は、LE801に組込むことができません。アンプが内蔵されていない、2DINタイプのカセットレシーバの場合は弊社製品DK101の事例をご覧下さい(ケースはありませんが、カセットレシーバーを使用することができます)。
▼事例】デッキタイプ(アンプレス)のカーオーディオを楽しみ方
(新しいウィンドウが開きます)
■接続方法
▼LE801にARX5450を組込む
カセットレシーバーARX5450をLE801に入れ、配線を行います。
組込みの流れはこちらの動画を参照して下さい。組込みの詳細については、取扱説明書をご覧下さい(ともに新しいウィンドウが開きます)
▼LE101とスピーカー接続する
LE801背面にあるスピーカー端子に、スピーカーを接続します
(通常のホームオーディオと同じやり方です)。
■基本的な操作
▼音楽を聴く
LE801のスイッチをONにし、ARX5450にカセットを入れれば、音楽を楽しむことができます。
▼音楽を止める
ARX5450のEJECT/STOPボタンを押すか、LE801のスイッチをSTANBYにします。
■その他の事例
他にも「iPodtouchで楽しむ」、「カーオーディオならではの楽しみ方」、「MDを聞く」等の事例を記載しています。あわせてご覧下さい。
[icon name=icon-th-list]事例一覧(新しいウィンドウが開きます)
■LE801の詳細
LE801特設サイトでは、製品仕様、取扱説明書のダウンロード、LE801のギャラリー、開発秘話などを掲載しています。
是非ご覧下さい
LE801特設サイト(新しいウィンドウが開きます)
■LE801のご購入
アマゾンからもご購入頂けます(アマゾン発送、送料無料)
・LE801-GW(シャンパンゴールド)
・LE801-BW(ブラック)
■セット製品
LE801-GWに、カセットレシーバーを組込んだセット製品もございます。
ごちらをご覧下さい。
セット製品(新しいウィンドウが開きます)
■DK101
ケースを自作されたい、手軽に楽しみたい方のための配線キット(ケース無し)です。
こちらもご覧下さい。
DK101製品情報(新しいウィンドウが開きます)
■その他
▼今回使用したARX5450は再生専用機です(多くのカセットレシーバーも同様)
カセットに録音することはできません。
▼ご不明な点はご遠慮なく弊社までお問合せ下さい。