【事例】カーオーディオならではの使い方、2組のスピーカーで音を楽しむ


■事例の概要

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この事例では、カーオーディオならではの機能、
・フロント、リアスピーカー端子にスピーカーを接続し、
・FADER機能を使って「自分の好みの音質にする」事例を
ご紹介します。
写真ではKENWOODのカーオーディオを使って、iPodTouchの音楽を2つのスピーカー(VICTOR、SANSUI)で鳴らしています。

 

LE801-GWTop■はじめに

アンプ内蔵カーオーディオは、フロント、リアそれぞれにスピーカーを接続して音をならすことができます(計2組のスピーカーが接続できます)。
また、FADER機能により、これらフロント、リアスピーカーの音量バランスを調整することできます。
そこで、特性の異なるスピーカーをカーオーディオに接続し、FADER機能を使って、自分好みの音質で楽しむことができます。

 

■どんな使い方ができるの?

特性の異なるスピーカーを、カーオーディオのフロントスピーカー、リアスピーカーに接続し、FADER機能を使ってフロント、リアスピーカーの音量バランスを調整をすることで、アンプが持つ音質調整(イコライザ等)とはひと味違った音を楽しむことができます。
たとえば、「中高音域」を得意とするスピーカーと、「中低音域」を得意とするスピーカー2組を接続して、
・「中高音側」スピーカーの音量を強めにして、中高音域側を際立たせる
・「中低音側」スピーカーの音量を強めにして、低音に厚みを持たせる
ことができます。
これにより、自分の好みにあった音にする、音楽ジャンルよって音質を変えるなどして、音を楽しむことができます。

 

■事例で使用した機器

この事例で使用した機器をご紹介します。

LE801-BWPackage▼LE801-BW
弊社製品、市販1DINサイズ専用のカーオーディオ用電源付ケース(ブラックタイプ)です。
カーオーディオを部屋で使うために必要な接続コードや、スイッチ、ACアダプター、取扱説明書が全てセットになっています。ですので、ぎぼし端子の圧着や半田付けなどの作業なしに、家庭でカーオーディオを楽しむことができます。
また、LE801にはフロント、リア用のスピーカー端子があるので、2組のスピーカーを接続することができます。

▼KENWOOD社製 U300BT
KENWOOD社製、アンプ内蔵デッキ(CD/USB/iPod/Bluetoothレシーバー)です。
CDやUSBメモリの再生や、Bluetooth(無線)を介してiPodと接続し、iPod側の操作にてiPod中の音楽を楽しむこともできます。
-PR:KENWOOD U300BTパイオニア DEH-970

▼VICTOR SP-EXAR3
VICTOR社製、1ウェイ・バスレフスピーカーです(9cmウッドコーン、4Ω)です。
EX-AR3に付属していました。
-PR:JVCケンウッド ウッドコーンスピーカー SX-WD30

▼SANSUI S-α9
SANSUI社製、2ウェイ・バスレフ方式のスピーカーです(16.5cmウーファ、2.5cmドーム型ツィーター、6Ω)。94年製α9シリーズに付属していました。

 

■接続構成

アンプ内蔵カーオーディオは、スピーカーを駆動するアンプが内蔵されているため、スピーカーを繋いで、電源を供給すれば、部屋で音楽を楽しむことができます。

connectまた、前述のように、カーオーディオではフロント、リアスピーカーあわせて2組のスピーカーを接続し、フロント、リアの音量バランスを調整することができます。

事例では、LE801-BWにU300BTを組込み、
SP-EXAR3(VICTOR)をフロントスピーカー端子に、
S-α9(SANSUI)をリアスピーカー端子に接続しました(左図参照)。
また、iPodTouchとU300BTはBluetoothで接続しています。
なお、U300BTのスピーカーインピーダンスは4~8Ωでした。

 

■接続方法

embmvicon1▼LE801にU300BTを組込む
U300BTをLE801に組込みます。組込みの流れは動画を参照して下さい。なお、動画ではカセットレシーバーを組込んでいますが、組込み方法、配線方法は変わりません。
組込みの詳細については、取扱説明書をご覧下さい(ともに新しいウィンドウが開きます)

組込み動画(3分弱の動画です)
取扱説明書

P2232074▼LE101と2組のスピーカーの接続
LE801背面にあるフロント端子にSP-EXAR3を、リアスピーカー端子にS-α9スピーカーを接続します(右写真)。

 

■2組のスピーカーで音質を調整する

U300BTのFADER機能を用いてフロント、リアスピーカーの音量バランスを調整します(詳細はU300BT取扱説明書参照)。

U300BTの「FNCノブ」を押して、FUNCTIONモードに入り、次にFNCノブを回してAUDIOコントロールを選び、FNCノブを押します。
Faderそして、FADERを選択して、FNCノブを押した後、FNCノブを回してフロント、リアのバランスを調整、自分の好みの音質にします。
なお、U300BTではF12~0~R12まで調整することができました。
※F12:フロントスピーカーのみ、0:フロント、リア同じ、R12:リアスピーカーのみ

個人的な感想ですが、今回の構成では、FADER設定がR3、つまりリア側(SANSUI)を少し強めにした際に、透明度の高く解像感のある高音を生かしながら、低音を補い、立体感のある音を感じることができました。

【2015.5.15追記】

ご参考として、Youtubeに「特性の異なる 2組のスピーカーで 音を楽しむ 」動画を掲載しました。

 icon-youtube 特性の異なる 2組のスピーカーで 音を楽しむ(新しいウィンドウが開きます)

 

■その他の事例

他にも「iPodtouchで楽しむ」、「カセットテープやMDを聞く」等の事例を記載しています。
あわせてご覧下さい。

[icon name=icon-th-list]事例一覧(新しいウィンドウが開きます)


■LE801の詳細

LE801-スペシャルサイトLE801特設サイトでは、製品仕様、取扱説明書のダウンロード、LE801のギャラリー、開発秘話などを掲載しています。
是非ご覧下さい

LE801特設サイト(新しいウィンドウが開きます)

 

■LE801のご購入

アマゾンからもご購入頂けます(アマゾン発送、送料無料)
LE801-GW(シャンパンゴールド)
assocbutt_gr_amz._V371070193_
LE801-BW(ブラック)
assocbutt_gr_amz._V371070193_

■セット製品

LE801-GWに、カーオーディオを組込んだ「セット製品」もございます。
ごちらをご覧下さい。
セット製品(新しいウィンドウが開きます)


■DK101

DK101-A-WHT-BIG-300x25312DINサイズのカーオーディオを使用したい、ケースを自作したい、手軽に楽しみたい方のための配線キットです。

DK101製品情報(新しいウィンドウが開きます)

 

■その他

▼弊社ショールームにてご試聴いただけます
弊社ショールームにてご紹介した「特性の異なる2つのスピーカー」によるサウンドをご試聴頂くことができます(試聴できる機器は変更される場合があります)。
▼U300BTは再生専用機です。またLE801を使用した場合、U300BTのハンズオフ機能は使用できません。
▼ご不明な点などございましたら、ご遠慮なく弊社までお問合せ下さい。


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