【事例】iPodTouchを良い音、好きなスピーカーで手軽に楽しむ

 

使用例P1291951■事例の概要

弊社製品「DK101」を使って、

外出ではiPodTouch+イヤホン(ヘッドホン)
自宅では「iPodTouch+お気に入りのスピーカー+カーオーディオ」で音楽を楽しむ」

そんな事例をご紹介します。
※この事例では「iPod/Bluetoothレシーバータイプ」のカーオーディオを使用しています

 

■はじめに

iPodTouchを利用されている方を見ると、
純正ではなく「お気に入りのイヤホンやヘッドホン」で音楽を楽しまれている方を多く見かけます。
自宅でも同じように

・お気に入りのスピーカーで良い音を楽みたい
・外出先でも自宅でもiPodTouchに入っている音楽を、操作そのままで楽しみたい
・シンプルな構成、コンパクトな構成で音楽を楽しみたい
・ホームオーディオで使っていたスピーカーをそのまま使いたい

そんなリクエストにお応えできる事例です。

 

■どんな使い方ができるの?

ここでは
「どのようにiPodTouchとカーオーディオが使えるのか」
帰宅して音楽を楽しむイメージを記載しました。

部屋の明かりをつけて「カーオーディオをON」
そして、iPodTouchの「BluetoothをON」
あとは普段と同じ操作、iPodTouchのミュージックアプリ開いて曲を選ぶだけ

すると、スピーカーからお気に入りの音楽が流れてきます。
選曲はもちろん、音量も音質もiPodTouchから調整できます。

ソファーに座りながら、ベッドで横になりながら
iPodTouchを操作して、スピーカーならではの音を楽しむことができます。

 

■事例で用いた機器

▼DK101
弊社製品、カーオーディオ用電源付配線キットです。
カーオーディオを部屋で使うために必要な接続コード、ACアダプター、取扱説明書がセットになっています。
-PR:DK101-A (金メッキタイプ)/DK101-S(錫メッキタイプ)

▼Apple iPodTouch
ご存じApple社の携帯音楽プレーヤーです。
今回使用したのは第3世代のもの。ちなみにiOSのバージョンは6.1.6、使用したアプリは標準の「ミュージックアプリ」です。
-PR:Apple iPod touch 第5世代(64GB スペースグレイ)

▼JVC/KENWOOD U300BT
KENWOOD社のアンプ内蔵カーオーディオ、CD/USB/iPod/Bluetoothレシーバーです。
CDだけでなく、DockケーブルやBluetoothでiPodTouchと接続し、iPodTouchの音楽を楽しむことができます。
今回はBluetoothでiPodTouchと接続しました。
-PR:KENWOOD U300BT/KENWOOD U400BT

▼VICTOR SP-EXAR3
VICTOR社製スピーカーです。
9cmウッドコーンスピーカーを使用したものです。1ウェイバスレフ、4Ω。
-PR:JVCケンウッド ウッドコーンスピーカー SX-WD30

 

■配線概要

アンプ内蔵カーオーディオは、スピーカーを駆動するアンプが内蔵されているため、スピーカーを繋げば、カーオーディオから音楽を流すことができます。
今回使用したU300BTは、アンプを内蔵しており、iPodTouchとBluetoothで接続、iPodTouchの音楽を聴くことができる機能を持っています。
iPodTouchと接続すれば、iPodTouchからの操作、iPodTouchに入っている音楽をお気に入りのスピーカーで楽しむことができるようになります。
はじめの写真ではDK101を用いて、U300BTに家庭用コンセントから電源を供給し、スピーカーを接続して音を出しています。音楽ソースはBluetoothで接続したiPodTouchです。

 

■配線方法

配線図P1291945▼配線する前に
必ずDK101のACアダプターのコンセントを抜いて作業を行います。なお、各機器の配線の詳細については各機器の取扱説明書をご覧下さい

▼U300BTとDK101の接続
接続するコードはアース線と電源、スピーカーコードです(右写真配線例、クリックする都拡大します)。

はじめに、
A.U300BTとDK101のアース線(黒)をU300BTの本体につけます※1(右下写真 A)

B.次にアクセサリー電源(赤)とバッテリーコード(黄色)のぎぼし端子を接続します※2(右下写真B)

C.左右前後スピーカー+/-コードのぎぼし端子8つを接続します(右下写真C)

※1 今回U300BT付属ネジを使用したため、DK101付属ネジは使用していいません
接続説明※2 B,Cのコードは色を合わせて接続するだけです

 ▼DK101とスピーカー接続
上で配線したスピーカー端子にスピーカーを接続します。

▼配線を確認する
DK101のACアダプターをコンセントにさす前に、配線に誤りがないことを確認します。
次に正しく接続されているかCDを使って確認します。DK101のスイッチをON、CDを入れてスピーカーの左右から音が出ることを確認します。
配線が終わったら、後はiPodTouchで音楽を楽しむだけです。

 

■iPodTouchの音楽を聴く

・DK101のスイッチをONにし、カーオーディオの電源を入れ、U300BTのソースをBT AUDIOにします。

BT接続1-P1291960・初回のみiPodTouchとU300BTのBluetooth設定(ペアリング)をします。
ペアリングのやり方は下表を参照して下さい(詳細は各機器の取扱説明書を参照して下さい)

・ペアリングが終わっている場合は、iPodTouch の設定にてBluetoothをONにします。
デバイスに「U3**BT」が表示され、「接続されました」と表示されていることを確認します(右写真クリックすると拡大)。
接続されていない場合、デバイスの「U3**BT」をタッチすると接続されます。

・ペアリングしたら、iPodTouchのミュージックアプリを開き、好きな音楽を選ぶと音楽が流れます。
音量調整、音質調整、選曲はiPodTouch側で行います。
※iPodTouch側の最大音量以上に、音量を上げたい場合はU300BT側の音量を上げて調整します(iPodTouch側の設定→ミュージック→音量の自動調整、音量制限をしている場合はその設定を調整します)
※U300BT側でも音質調整を行うことができます。詳細は取扱説明書を参照下さい

■ペアリング方法(初回のみ)
1)iPodTouchの設定にてBluetoothをオンにしますBT接続2-P1291952
2)画面下のデバイスに「検索中」が表示され、しばらくすると画面に「U3**BT」が表示されます。
3)その後、画面に「ペアリング」ボタンが表示されます。
ここでペアリングボタンをタッチします。
BT接続3-P1291953
4)U300BT側の画面に
「PAIRING→PASS XXX→「iPodの設定名」→PRESS→VOLUME KNOB」
が連続表示されたら、U300BTのVolumeボタンを押します。
BT接続4-P1291954
5)iPodTouch側のデバイスU3**BTが「接続されました」と表示されればペアリングは終了です。
以降ペアリング設定を削除しない限りこの設置は不要です。

※使用したiPodTouchではPINコード入力はありませんでした。
BT接続5-P1291955


■電源を切る

・カーオーディオの電源を切る場合はiPodTouchの設定にてBluetoothを「オフ」にし、DK101のSWをオフにするだけです(Bluetoothを「オフ」にせず、DK101の電源を切っても問題はありません)

 

■その他

▼Bluetoothの距離(ご参考)
弊社の居室(約7m×10mの部屋)実施したところ、オーディオが置いてある同一の居室内で届かないところはありませんでした(通信可能距離は、室内環境などによります)

 

■その他の事例

他にも「iPodtouchで楽しむ」、「カーオーディオならではの楽しみ方」、「カセットテープやMDを聞く」等の事例を記載しています。あわせてご覧下さい。

[icon name=icon-th-list]事例一覧(新しいウィンドウが開きます)


■DK101の詳細

DK101の詳細については、DK101製品ページをご覧下さい。
こちら

■DK101のご購入

アマゾンからもご購入いただけます(アマゾン発送、送料無料)

DK101-A (金メッキタイプ)

DK101-S (錫メッキタイプ)

 

■LE801

ケース付をご希望の方は、電源付カーオーディオ用ケース「 LE801」もご覧下さい。

LE801-Link

 

 

 

【事例】iPhoneをいい音、こだわりのスピーカーで手軽に楽しむ

 

■事例の概要

カナル出先で音楽を聞いているiPhone。自宅ではスピーカーで音を楽しんでみませんか?
この事例では、Bluetoothに対応したカーオーディオに2組4台のスピーカーを接続して、自宅でiPhoneの音を楽しむ事例をご紹介します(1組2スピーカーでも楽しめます)。
事例中には、使用した機器、配線方法の説明や、カーオーディオならでは使い方「2組4台のスピーカーで音を楽しむ」動画などを掲載しています。

 

■はじめに

zenntaiiPhoneを利用されている方を見ると、iPodTouchと同様、付属ヘッドホンではなく「お気に入りのイヤホンやヘッドホン」で音楽を楽しまれている方を多く見かけます。自宅でも同じようにiPhoneの音楽をいい音で楽しみたい。そんなリクエストにお応えできる事例です

 icon-check こだわりのスピーカーで
こだわりのスピーカー、家に眠っているスピーカーを使って、音楽が楽しめます

  シンプルな構成、コンパクトな構成
1DINサイズカーオーディオは、幅17.8㎝高さ5㎝。奥行きは機種によりますが19㎝程度。
アンプ内蔵のカーオーディオであれば、そのカーオーディオにスピーカーを接続するだけで音を楽しむことができます

  外出先でも自宅でも、iPhoneそのままの操作で楽しみたい
Bluetooth(無線)で接続することで、iPhone中の音楽をいつものiPhoneと同じ操作で楽しむことができます

  Youtube等動画サイトにある音楽を楽しみたい
Youtubeやゲームもスピーカーで聞くことができます

 

■どんな使い方ができるの?

IMG_0039ここでは「iPhoneとカーオーディオでどんな使い方ができるか」
部屋で音楽を楽しむイメージでご説明します

まず「カーオーディオの電源をON」
そして、iPhoneの「BluetoothをON」にします。
あとはいつも使っているiPhoneの操作
iPhoneのアプリ開いて曲を選ぶ、youtubeで音楽を選ぶだけ

すると、スピーカーからお気に入りの音楽が流れてきます。
選曲はもちろん、音量も音質調整もいつものiPhoneの操作です
ソファーに座りながら、ベッドで横になりながら
リモコンのようにiPhoneを操作して、スピーカーならではの「音」が楽しめます

 

■事例で用いた機器のご紹介

▼DK101
弊社製品、カーオーディオ用電源付配線キットです。このキットがあれば部屋でカーオーディオが使えます。
キットにはカーオーディオを自宅で使うために必要な接続コード、スピーカー端子、ACアダプター、取扱説明書がセットになっています。簡単接続です。

▼Apple iPhone
ご存じApple社のスマートフォンです。
今回使用したのはiPhone 4S。ちなみにiOSのバージョンは7.0.2、使用したアプリはDENON Audio Ver1.1.7です

▼JVC/KENWOOD U300BT+リモコン
KENWOOD社 1DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオ、CD/USB/iPod/Bluetoothレシーバーです
CDだけでなく、BluetoothやDock/ライトニングケーブルを使ってiPhoneと接続すれば、iPhoneの音楽を楽しむことができます。今回はBluetooth(無線)でiPhoneと接続しました
-PR:KENWOOD U300BTパイオニア DEH-970

▼VICTOR SP-EXAR3
VICTOR社製、1ウェイ・バスレフスピーカーです(9cmウッドコーン、4Ω)。EX-AR3に付属していたものです。高音の表現力は特筆できるものです
-PR:JVCケンウッド ウッドコーンスピーカー SX-WD30ヤマハ NS-BP182 スピーカー ハイレゾ対応 

▼SANSUI S-α9
SANSUI社製、2ウェイ・バスレフスピーカーです(16.5cmウーファ、2.5cmドーム型ツィーター、6Ω)。94年製α9シリーズに付属していたものです。小型ながら迫力と厚みのある中低音を出します

 

■接続方法

今回使用したU300BTはアンプを内蔵しているため、U300BT単体でスピーカーを駆動することができます。ですので、DK101とU300BTを接続し、DK101付属のスピーカー端子にスピーカーを接続するだけです
今回の事例では、2組4台のスピーカーをU300BTに接続しています
haisenzenntaiiPhoneはBluetooth(無線)で接続しているため、配線の必要はありません

 

■配線

▼DK101とU300BTの接続
接続するコードはアース線と電源、スピーカーコードです
はじめに、

A.U300BTとDK101のアース線(黒)をU300BTの本体につけます
B.次にアクセサリー電源(赤)とバッテリーコード(黄色)のぎぼし端子を接続します
C.左右前後スピーカー+/-コードのぎぼし端子8つを接続します。
※B,Cのコードは色を合わせて接続するだけです

▼DK101とスピーカー接続
DK101のスピーカー端子に2組のスピーカーを接続します。事例ではフロントにSP-EXAR3、リアにはS-α9を接続しました

▼配線を確認する
DK101のACアダプターをコンセントにさす前に、配線に誤りがないことを確認します。
次に正しく接続されているかCDを使って確認します。DK101のスイッチをON、CDを入れてスピーカーの左右から音が出ることを確認します
配線が終わったら、後はiPhoneで音楽を楽しむだけです

 

■iPhoneの音楽を聴く

  DK101のスイッチをON、カーオーディオの電源を入れ、U300BTのソースをBT AUDIOにします。そしてiPhoneのBluetoothをONにします

 初回のみiPhoneとU300BTのBluetooth設定(ペアリング)をします。IMG_0037iPhoneの画面にペアリング要求が表示されたら、ペアリングをタッチ、その後、U300BTのボリュームボタンを押すと、ペアリング完了です(右写真)。詳細については各機器の取扱説明書を参照下さい

  ペアリングが終わっている場合は、iPhone の設定にてBluetoothをONにします。
デバイスに「U3**BT」が表示され、「接続されました」と表示されていることを確認します
接続されない場合はデバイスの「U3**BT」をタッチすると接続されます

  Bluetoothで接続したらiPhoneのアプリを開き、好きな音楽を選ぶと音楽が流れます
音量調整、音質調整、選曲はiPhone側で行います(※)

※iPhone側の最大音量以上に、音量を上げたい場合はU300BT側の音量を上げて調整します
※U300BT側でも音質調整を行うことができます。詳細は取扱説明書を参照下さい

 

■2組のスピーカーで音楽を楽しむ

1組のスピーカーで音を楽しむことができますが、特性の違うスピーカーを2組接続し、カーオーディオならではのFADER(前後バランス機能)を用いて、イコライザーとは違った音質調整を行うこともできます
今回使用した2つのスピーカー、SP-EXAR3は高音域を得意とするスピーカーで、S-α9は中低音域を補完するスピーカーとして使用しました
動画ではFADER機能を使って、2組のスピーカーの音量バランス調整による音質の変化をお聞きいただけます

  

 

■電源を切る

カーオーディオの電源を切る場合はiPhoneの設定にてBluetoothを「OFF」、DK101のSWをOFFにするだけです(Bluetoothを「OFF」にせず、DK101の電源を切っても問題ありません)
なお、DK101を用いれば、SWをOFFにしてもカーオーディオの初期設定は消えません(SWをオフにしてもカーオーディオに電源が供給されます)

 

■まとめ

カーオーディオを用いて、iPhoneをいい音で楽しむ事例をご紹介いたしました
弊社製品DK101を用いることで、アンプ内蔵のカーオーディオであれば、非常にシンプル、コンパクトな構成で自宅で音をお楽しみ頂けます。また、こだわりのスピーカーを接続することで、「自分ならではのシステム」をリーズナブルに組むことも可能です。

 

■お問い合わせ

お持ちのカーオーディオで弊社製品が使えるか等、ご不明な点、ご質問がありましたら、ご遠慮なくお問合せ下さい
お問い合わせはこちら(新しいウィンドウが開きます)

 

■その他の事例

他にも「カセットテープやMDを聞く」等の事例を記載しています。あわせてご覧下さい
事例一覧(新しいウィンドウが開きます)


■DK101の詳細・ご購入

DK101の詳細については、DK101製品ページをご覧下さい
こちら
アマゾンからもご購入いただけます(アマゾン発送、送料無料)
DK101-A (金メッキタイプ)

DK101-S (錫メッキタイプ)

■LE801

ケース付をご希望の方は、電源付カーオーディオ用ケース「 LE801」もご覧下さい。


 

2015年5月8日 | カテゴリー :

【ご参考】P-12V33A負荷特性のご説明

 

弊社製品P-12V33Aの負荷特性(参考データ)についてご説明いたします。
なお、本特性は弊社P-12V33Aの抜き取りサンプルを、測定器を用いて定格外を含め測定した結果です。本データは、定格外での使用を推奨するものではありません。必ず定格内でご利用頂きますようお願いいたします

 

■定格内での特性(グラフ水色領域)

負荷変動率は(無負荷電圧 - 定格負荷時出力電圧)/定格電圧 で示されます。
規格値では5%ですが、実側では2.6%の結果が得られました。
また、グラフを見ると負荷電流の増大に従って直線的な垂下特性となっていますから、電源内部抵抗が一定であり、たいへん癖のない電源であることが分かります。

 

■定格外での特性(グラフオレンジ領域)

定格負荷を超えてもすぐには電圧の低下がみられず、本サンプル個体では20%程度の余裕があります。
しかし、この範囲は規格外ですから、常にこのような領域で使用することは避けてください。

 

■ノイズ発生域について(グラフピンク領域)

定格値を大きく越えて使用した場合、出力には商用周波数に同期した大きなリップルが現れ始め、電源としては全く使用できる範囲ではありません(定格内においては大きなリップルは発生しません)。
また、さらに負荷を重くすると、内部の保護回路が遮断動作を開始する領域に入り、このサンプル個体では4.3Aで出力遮断となりました(グラフ赤丸)。
遮断後、負荷が解放、または定格の範囲内に回復すれば、電源は遮断動作を解除し、通常出力状態に復帰します(自動復旧)。

 

GraphLoad<P-12V33A 負荷特性グラフ>

2014年10月24日