【お客様事例】カーナビPionner AVIC-H09+AVIC-V07MD

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電源付カーオーディオ用配線キット DK101 をベースにカスタム対応させて頂いたお客様事例をご紹介します

今回はカーナビ、Pioneer製 サイバーナビ  AVIC-H09+AVIC-V07MDを、ミュージックサーバー、CD/DVDプレーヤーとしてご自宅で使用される事例です

(写真は弊社での納品前テストの風景)

はじめに、今回の事例で使用した機器、AVIC-V07MD+AVIC-H09、及び弊社DK101について簡単にご説明します

AVIC-H09
AVIC-H092001年にサイバーナビとして販売された機種です。AVIC-H09は、HDDナビゲーションサーバと呼ばれ、当時では珍しかったHDDを採用、1DINサイズにナビゲーションの基本ハード部分を集約した機器です。ユニットには、DVD/CDドライブを内蔵、後述のAVIC-V07MDと接続することで、カーナビはもちろん、DVD−VIDEOやCDを楽しむことができます。また、CDで再生した曲はHDDに自動的にデジタル録音(MP3)され、以降HDDから音楽を楽しむことができます(ミュージックサーバ)

AVIC-V07MD
AVIC-V07MD上記AVIC-H09とともにサイバーナビとして販売された機種、7.0型ワイドTV、MD・DSP AVパワーユニットです。1DINサイズに7.0型ワイド液晶を搭載し、TV(アナログ)を見る、MDを再生することができます。50W×4アンプを内蔵、DSP機能も実装されています。上記AVIC-H09と組合わせることで、オーディオを含めた各種機能をナビゲーションと同じユーザインターフェースで操作できます

DK101
自宅でカーオーディオを楽しむためのカーオーディオ用電源付配線キットです。DK101を用いてアンプ内蔵カーオーディオとスピーカーを接続すれば、ご自宅でカーオーディオを楽しむことができます。電源付ですので、車載バッテリーをお部屋に持ち込む必要はありません。コードの色を合わせて、ぎぼしを繋ぐだけの簡単接続です

お客様より、車で使用していたパイオニア社製 サイバーナビ、AVIC-H09+AVIC-V07MDをミュージックサーバー、CD/DVDプレーヤーとしてご自宅で使用されるにあたり、必要な部品、接続方法についてお問合せ頂きました。早速弊社にてお問合せ頂いたAVIC-H09+AVIC-V07MDについて調査させて頂き、提案書としてご回答させて頂きました

First今回のシステムでは、2台のカーオーディオを動作させる必要があることから、DK101付属ACアダプター1台では電力不足が懸念されました。特にAVIC-H09はHDDを内蔵しているため、万一HDD書込み中に電源が落ちてしまうと、最悪の場合HDDがクラッシュする可能性があります

そこで、「DK101を2台用いた構成(右図)」と、「DK101をベースに電源を強化したカスタム構成(後述)」、「電源付カーオーディオ用ケースLE802に入れる構成(電源も強化)」の3種類をご提案させて頂きました
弊社といたしましては、スイッチ一つで2台の機器のON/STANDBYを操作可能であることから、「DK101をベースに電源を強化したカスタム構成」をお薦めさせて頂きました

Lastsysその後、お客様とやりとりの中で「DK101をベースに電源を強化したカスタム構成」をご採用、ご注文頂きました。左図は最終的なシステム構成です

標準のDK101には12V/3.3AのACアダプターが付属していますが、2台のカーオーディオを動作させるため、ACアダプターを12V/5Aタイプに変更、あわせて配線回りを見直しました(一部信号線を結合するためのコードを追加しています)。なお、弊社12V/5AタイプのACアダプターは、カーショップ様の展示機用の電源としてお使い頂いている実績のあるものです

また、ご注文の際、お客様より納品後すぐに使えるよう「配線済にて納品」をご希望頂きましたので、弊社にAVIC-V07MDとAVIC-H09、付属コード一式をお送り頂きました

MeasureAmp到着後、仮組配線にて基本的な動作確認を行い、あわせて、消費電流の測定を行いました。測定の結果、通常お聞き頂く音量であれば、12V/5AタイプのACアダプターで問題が無いことを確認させて頂きました。右写真は測定中の風景です
ちなみに、同一音量で消費電流が大きかったのは、MD挿入時でした(突入電流を除く)

更に詳しく:突入電流
電源投入の際、通常動作に比べてかなり大きな電流が瞬間的に流れます。お選び頂くACアダプターによっては、この突入電流を供給できず、カーナビやカーオーディオが動作しない、動作が不安定等の症状がでる場合もあるようです

その後、納品時の配線を行った上で、納品前テストを実施し、配線済み状態にて納品させて頂きました
写真は納品前テストです。下写真右側はDVD再生中、左側はカーナビのAUXにiPhone 6Sを接続、音楽を流しているところです
下動画は、AVIC-V07MDの電源ON時に液晶画面がでてくるところです(DK101付属スイッチをON、7秒程度)

ご注文頂き誠にありがとうございました

  

 

【ご参考】

右写真はAVIC-V07MDを弊社電源付カーオーディオ用ケース、LE802に組込んだところです
AVIC-V07MDでは、電源を入れると液晶画面が出てきますが、この機器の場合は、ケースとの干渉(LE802上側フレーム部分にあたる等)はありませんでした。

■その他の事例

【事例】お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MX5000 )
カーオーディオを部屋で使うメリット

事例一覧はこちら

■製品情報

本事例にて使用致しましたDK101と、電源付カーオーディオケースLE802の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE802 電源付カーオーディオケース

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます
DK101-A :金メッキタイプ

DK101-S :錫メッキタイプ

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です
また、電源付カーオーディオ用ケース「LE802」、電源付配線キット「DK101」、大容量12V21AタイプACアダプター「P-12V210」等を用いたカスタム対応も承っております
お気軽にお問合せ下さい

お問合せはこちら

 

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