【お客様事例】Pionner carrozzeria X

今回は、電源付カーオーディオケース LE802と弊社大容量ACアダプターP-12V210をご利用頂き、Pionner carrozzeria X(ODR)をご自宅で楽しまれている事例についてご紹介致しますTop

右写真は後日お客様からお送り頂いたcarrozzeria Xシステムです

Pioneer carrozzeria Xは、Optical Digital Reference(ODR)思想に基づいた製品群です

今回の事例でお客様がご使用になられる機器は、CDデッキのRS-DX7Ⅲ、その周辺機器のCD-7X、デジタルインテグレーションアンプのRS-9Xと、デジタルパワーアンプRS-7Xの2台、スピーカーはTS-Z1000RS等とのことでした

web2はじめにお問合せ頂いたのは、Pioneer carrozzeria Xをご自宅で使用したい。carrozzeria Xの構成製品であるRS-DX7Ⅲ を弊社製品 電源付カーオーディオケース LE802に入れて使用できるかとのことでした

早速弊社にてRS-DX7Ⅲを調査したところ、取扱説明書には最大消費電流4.0Aとの記載がありましたが、通常ご自宅でご利用頂く上で付属ACアダプターで問題なく使用できることを含めて、LE802に入れてお楽しみ頂けることをご回答させて頂きました

その後、お客様とのやりとりの中で、RS-DX7Ⅲの周辺機器であるCD-7Xのご使用や、パワーアンプ(RS-A9X、RS-A7X)の電源の課題についてもご相談頂きました

LE802-C01CD-7XはUSB/iPod用トランスポートという製品で、RS-DX7Ⅲに接続することで、USBメモリやiPod等の音楽をRS-DX7Ⅲで楽しめる機器です

CD-7Xを使用するに際し、サイズの制限から、RS-DX7Ⅲを入れたLE802に組込むことができないため、お客様にはケースに入れずにCD-7Xをそのまま外に置くご提案と、LE802を改造し、LE802と同等のカスタムケースにCD-7Xを組込むご提案をさせて頂きました
ご提案したカスタムケースは、カーオーディオ用の開口部と、電源スイッチがないフロントパネルに変更し、背面はLE802リアパネルそのままで、スピーカー端子などの各種部品を取り除いたケースです(右図はご提案資料の抜粋)。電源についてはRS-DX7Ⅲを組込んだLE802から供給する方式としています

DualACAdpRS-A9X、RS-A7Xパワーアンプの電源については、安定化電源を用いた電源供給をご検討されていましたが、冷却用ファンの音が課題とのことから、展示機の電源として使用実績のある、弊社大容量ACアダプター P-12V210(12V/21A 250W)をご紹介させて頂きました
なお、お客様がお持ちのパワーアンプは、前述の通り、RS-A9Xが1台と、RS-A7Xが2台。スピーカーはTS-Z1000RSと他スピーカーを音域毎にパワーアンプに接続されるとのことでした
そこで、アンプの取扱説明書や展示機での動作実績などから、消費電流を推測した上で、ACアダプター P-12V210を2台を用いる構成をご提案させて頂きました(左図はご提案資料の抜粋※)
※図ではIPBUSと光デジタルを一本で表現していますが、正確にはIPBUSはアンプ間をデイジーチェーンで、光デジタルはRS-9Xから各アンプに接続する形になります

お客様にてご検討頂いた結果、RS-DX7ⅢをLE802に、CD-7Xをカスタムケースに組込み、パワーアンプの電源については、弊社の大容量ACアダプターをご使用頂けることになりました。あわせて、各ケースにはガラス調天板LJ08と、RS-DX7Ⅲと、CD-7Xのケースへの組込みサービスもご利用頂きました

最終的な carrozzeria X(ODR) システムの構成、配線は下図の通りです

System

右写真はLE802と、カスタムケースに入れたRS-DX7III(写真右)とCD-7X(写真左)を接続したところですConnect

RS-DX7IIIを組込んだLE802から、CD-7X、及びアンプへのIP BUS(黒太コード)、光デジタル(青コード)をLE802背面のサービスホールをから出しています
CD-7Xを組込んだカスタムケースからは、USB/iPodと接続するためのUSB延長ケーブルを出しています

CD-7Xの電源については、RS-DX7Ⅲを入れたLE802から供給、つまりRS-DX7IIIとCD-7Xは同一電源としています。写真黄コード、黒細コードがCD-7Xに電源を供給するラインです
なお、アースコードに未接続のぎぼし端子がありますが、パワーアンプで使用するACアダプター2つとLE802付属ACアダプターのGNDを共通にするための接続口です

DoubleLE802左写真はRS-DX7IIIを組込んだLE802(写真右)と、CD-7Xを組込んだLE802-C01(写真左)の正面写真です
※ガラス調天板は弊社デモ用を使用

組込み後の最終動作確認の際、RS-DX7IIIと、CD-7Xを接続した状態で、機器の消費電流の測定をしたところ、待機時(LE802 スイッチOFF)では20mA程度、CD再生、及びiPhone再生中ともに0.9Aでした。消費電流が一番高かった「CD挿入時」でも、1.6Aと LE802付属ACアダプターで十分電力が供給できることを確認しました

ACAdpt-RS-9X7Xアンプの電源については、TS-Z1000RSを駆動するRS-A9XとRS-A7Xの2つのアンプを1つのACアダプターで、その他スピーカーを接続するRS-A7Xをもう1つのACアダプターで電力供給しています

写真はRS-A9XとRS-A7X 2つのアンプに電源を供給するACアダプターです(電源コードが2本)。通常のACアダプターと比較して、サイズ、質量は220 x 95 x 46(mm)、1.3kgと大きめですが、冷却用のファンがないため動作音はなく、音楽の邪魔をしません

all納品後、お客様からご連絡を頂き、またあわせてお写真もお送り頂きました

右写真は carrozzeria X(ODR)システム全体です。下にもお送りいただいた写真を何枚か掲載させて頂きました

またお送りいただいたメールでは、車で聴くよりもいい音で鳴り感動されているとのこと、また弊社製品に関しても、電源は静かで、コンパクトで良いこと、ケースの作りが良好などメーカー冥利に尽きるたくさんのお言葉を頂きました

最後に弊社製品をご購入いただき、また弊社WEBサイトへの事例掲載にご快諾、お写真をお送り頂きましたS様、誠にありがとうございました

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■製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオケースLE802、12V 21AタイプのACアダプター P-12V210の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース
P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■ご購入

LE802はアマゾン、P12V210は直販にてご購入頂けます
アマゾンにて販売中

P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。
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