【解説】カーオーディオ・カーナビを自宅で使う方法(全体)

■はじめに

大変ご好評頂いている「カーオーディオを自宅で使うには」お客様の事例や、数多く頂いたお問い合わせ内容を反映し、リニューアルさせて頂きました

この解説では、はじめに「カーオーディオの種類と種類毎にどんな使い方ができるか」、次に共通的な内容になる「部屋で使うために必要な電源」について、最後に種類毎に配線方法や応用例など(種類ごとのページ)で解説しています(右図)

「部屋でカーオーディオを使う」、さっそく始めましょう


電源付カーオーディオ用ケースLE802にNakamichi社製 CD-700Ⅱ(CDデッキ)を組込み、ホームオーディオ(アンプ:サンスイα9、スピーカー:サンスイα-s9)に接続した例です

押し入れで寝ている大切なカーオーディオ、取り外したカーナビを部屋で楽しんでみませんか

「カーオーディオ、カーナビといえば車で使うもの」、「車でないと使えないもの」と思われがちですが、実は家でも使うことができます

たとえば、使っていたカーオーディオにホーム用のスピーカーを繋いで楽しむ、カーオーディオのデッキをホームオーディオに接続する、カーオーディオのシステムをそのまま家に持ち込むなどなど

また、弊社のお客様の中には、カーオーディオやカーナビの特徴ともいえる

新品カーオーディオをホームオーディオとして使いたいとご要望頂き、弊社DK235と接続後、動作確認しているところです

「コンパクト」、「好きなスピーカーが使える」、
「リスニングポジション設定ができる」、「長持ち」

などの理由から、ホームで使うためにカーオーディオを新調、ホームオーディオとして、またパーソナルオーディオとして使用されるお客様も増えてきています

 

 

 

 


ここでは自宅でカーオーディオ、カーナビを使う方法について次のような流れでご説明していきます

 

 

 

※配線例などご覧になりたい方は、ご使用になりたい「カーオーディオアイコン」をクリックして下さい(ページに移動します)

■カーオーディオの種類とできること

ここでは、カーオーディオ、カーナビの構成を例にとりながら、ヘッドユニットやアンプなどカーオーディオの種類と、種類毎に家でどのような使い方ができるかご説明します

●ヘッドユニット(メインユニット)

車のダッシュボードについている「音楽を再生する、音量、音質を調整する機能を持つカーオーディオ」を「ヘッドユニット」と呼んでいます。メーカーによっては、メインユニットやレシーバーなどと呼ぶこともあります。このヘッドユニットは大きく分けて、アンプ内蔵タイプ/カーナビと、デッキタイプがあります


アンプ内蔵タイプ/カーナビ

一番オーソドックスなタイプ、ヘッドユニットに直接スピーカーを接続することができるカーオーディオです。市販カーオーディオ(社外品ともいわれています)や純正カーオーディオ、カーナビの多くはこの「アンプ内蔵タイプ」です

この構成を取るヘッドユニット、カーナビは、本体内にアンプを内蔵しており、この内蔵アンプでフロント/リアスピーカーを駆動して音を出します。ですから、お手持ちのカーオーディオ、カーナビがアンプ内蔵タイプのヘッドユニットであれば、電源を繋いでスピーカーを接続するだけで、自宅で音楽が楽しめます(下写真)

LE802に Nakamichi社製 CD-45zを組込み、 VICTOR社 woodconeを接続した例

また、ヘッドユニットの機能によりますが、カーオーディオにAUXなど外部機器と接続できる入出力があれば、テレビの音をカーオーディオで楽しんだり、カーオーディオで再生した映像をテレビで見る、最近のカーオーディオ/カーナビではBluetooth(無線)でiPhoneなどのスマホをリモコンのように使いながら、スマホの音楽やインターネットで配信されている音楽を楽しむ、そんな使い方も可能です

もちろん、アンプ内蔵のヘッドユニットのオプション機器、たとえば、MDユニットやCDチェンジャー、ハードディスクユニットなどがあればヘッドユニットとともに使用することができます

また、一般的にカーオーディオ・カーナビではヘッドホンは使用できませんが、弊社製品ヘッドホンアダプターDP32を使用することで、アンプ内蔵タイプのカーオーディオ、カーナビにヘッドホンを接続、ヘッドホンで音楽を楽しむこともできます

※市販カーオーディオ、カーナビには、アンプ内蔵タイプでも、後述のデッキタイプのように外付けアンプを接続して、スピーカーを駆動できるカーオーディオ、カーナビもあります。このような利用方法の場合、デッキタイプとして扱います


○デッキタイプ
ヘッドユニットに外付けアンプを繋ぎ、アンプにスピーカーを接続するタイプのカーオーディオです。高級機に多く見られる構成です

この構成をとるヘッドユニットは、スピーカーを駆動するためのアンプは内蔵しておらず、「再生専用機」として使用します。このようなヘッドユニットをデッキタイプといいます。なお、スピーカーの駆動は外付けパワーアンプで行います

このように「デッキタイプ」のカーオーディオは、アンプを内蔵していないため、単体でスピーカーを鳴らすことはできません。

Pinner carrozzeria X システム RS-D7XⅢを中心に、パワーアンプのRS-A9Xを1台、RS-A7Xを2台接続、更に周辺機器としてCD-7Xを繋いだ事例

そこで、カーオーディオのパワーアンプとともにカーオーディオシステムとして家に持ち込む、ホームオーディオのアンプや、パソコン用スピーカー等の「アンプ内蔵スピーカー」と接続することで、デッキ単体だけでも部屋で音楽を楽しむことができます

右写真はPioneer社のデッキ、RS-D7XⅢを中心にパワーアンプと周辺からなるcarrozzeria Xシステムを部屋で使われている事例です。ちなみにこのシステムではパワーアンプ3台使用してレンジ毎のスピーカーを駆動しています

右下写真はNakamichi社CDデッキCD700-IIにPC用スピーカーを接続、カーオーディオデッキ単体で使用した例です

LE802にNakamichi社製 CD-700IIを組込み、 PCスピーカーを接続した例

デッキタイプ単体では、概ねアンプ内蔵のヘッドユニットよりも消費電力は小さいため、小さな電源で動作させることが可能です
ただ、上記のようにカーオーディオ用のパワーアンプを使用、カーオーディオシステムとして家で使用する場合は、大きな電源が必要になります(パワーアンプの消費電力が大きいため)

また、機器に依存しますが、デッキタイプカーオーディオのフロント、あるいはリアのプリアウト出力に、弊社製品ヘッドホンアダプター「DP32」をつなぎ、ヘッドホンを接続することで、「デッキの音を直接ヘッドホンで楽しむこと」もできます(プリアウト(RCA)の出力インピーダンス等によります)

ご参考 ブログ:デッキタイプのカーオーディオにヘッドホンをつなぐ実験 大成功!!
DENON 製DCT-900、McIntosh PF-21421ともにデッキタイプカーオーディオにDP32を介してヘッドホンを接続、音を楽しんでみました
(McIntoshは動画もあります、新しいウインドウが開きます)


○ヘッドユニットのサイズについて
市販カーオーディオ、カーナビのヘッドユニットは、正面からみたサイズで、1DIN、2DINサイズに大別されます。1DINサイズは、180 mm×50 mm、2DINサイズは1DINサイズの高さが倍の180 mm×100 mmと規定されています。この1DIN、2DINは、ドイツ工業規格(DIN75490)にて定められたもので、現在は国際標準規格ISO(IS07736)でも規定されています。なお、1DIN、2DINですが、奥行きついては規定されていません

解説:ヘッドユニット アンプ内蔵/デッキタイプの見分け方

アンプ内蔵タイプかデッキタイプかは取扱説明書をみると記載されていますが(たとえば配線図等)、取扱説明書がない場合でも、市販カーオーディオの場合、背面をみると区別できることがあります

アンプ内蔵タイプは、下写真左側青枠のように、背面から「スピーカーコード」が出ています(緑、紫、白、灰色のコードが2本ずつ、計8本)

これに対して、デッキタイプは、下写真右側橙枠のように、プリアウトと呼ばれるフロント、リア用の「RCAコード」がでています(スピーカーコードがありません)

なお、緑、紫、白、灰色のスピーカーコードに加え、プリアウトと呼ばれるRCAコードが出ている機器もあります。このような機器では、内蔵アンプでも、外部アンプでもスピーカーを鳴らすことができます

※純正カーオーディオの場合、背面からコードがでている機器は少なく、コネクタ(カプラー)を差し込むソケットだけがある機器が多いようです

●パワーアンプ

デッキタイプのヘッドユニットから送られてくる音声信号を増幅し、スピーカーを鳴らすための機器です

パワーアンプ単体では音を出すことはできませんが、カーオーディオのデッキはもちろん、ホームオーディオのプリアンプと接続することで、自宅で楽しむことができます(ホーム用プリメインアンプではありません)
また、少し変則的な使い方ですが、iPhoneやiPod touchなどの携帯音楽プレイヤーのヘッドホン出力をパワーアンプに接続し、スピーカーで楽しむこともできます

左写真はMcIntosh社のパワーアンプ mcc404に同社 MX5000(CDデッキ)、MPM4000(アウトプットメータ)を接続、部屋で使用している事例です

なお、パワーアンプを自宅で使用する場合、パワーアンプはヘッドユニットと比較して消費電力が大きいため、大きな電源が必要になります。上記事例では弊社大容量ACアダプターP-12V210にて、パワーアンプ、デッキ、アウトプットメータの3つの機器の電源を供給しています

●スピーカー

カーオーディオのスピーカーも自宅で使用することができます
ただし、カーオーディオ用スピーカーには、スピーカーボックスに入っているスピーカーと、スピーカーボックスに入っていないスピーカーユニット(生のスピーカー)があります

スピーカーボックスに入っているスピーカーは、ホームオーディオやカーオーディオのアンプに接続して使用することができますが、スピーカーユニットを部屋で使用する場合には、スピーカーユニットを適切なエンクロージャー(スピーカーボックス)に入れる必要があります

写真右側のサブウーファーは、カーオーディオで使われるJBL社のスピーカーユニット(S3-1024)です。このスピーカーユニットを市販エンクロージャーに入れ、カーオーディオのヘッドユニット、パワーアンプとともに室内で聴けるようにしています

このように、スピーカーユニットもスピーカーユニットにあった市販のエンクロージャーを使う、あるいはエンクロージャーを自作して、オリジナルスピーカーとして、音作りから楽しむこともできます

●その他カーオーディオ

カーオーディオには、ヘッドユニットやアンプ以外にも、カーオーディオに接続できるその他機器があります

たとえば、スピーカーの音量を表示するアウトプットメータ(VUメータ)やパワーモニター、アンプを内蔵したサブウーファ(パワードサブウーファー)などです

これら機器は、その機器の用途や機能によって、部屋でカーオーディオやホームオーディオと接続して楽しむこともできます※

McIntosh社 MPM4000(アウトプットメータ)をホームオーディオに接続

※機器や機能によって、接続できない場合もあります

写真はMcIntosh社 MPM4000 アウトプットメータをホームオーディオと接続した事例です

MPM4000は、スピーカー端子に接続すると、その音量によって針が振れる機器です。
ACアダプターにてMPM4000に電源を供給し、ホームオーディオのプリメインアンプのスピーカー端子に接続しています

 

 

■カーオーディオで使う電源

前節では、カーオーディオの種類と、種類毎にどのように使えるかについてご説明しました
ここからは、カーオーディオを自宅で使うために必要になる電源(共通的な内容です)についてご説明していきます

●カーオーディオを動作させるために必要な電圧

カーオーディオは車で発電した電力やバッテリーに貯めた電力、DC12V(直流)で動作しています
ですから、車と同じように、家でDC12Vの電源が用意できれば、カーオーディオを室内で使うことができます

たとえば、右図のように、車のバッテリーを部屋に持ち込んで、そのバッテリーにカーオーディオを繋げば、部屋でもカーオーディオを動作させることができます(※)
ただ、車のバッテリーは大きくて重い上に、適切な方法で充電、放電をしなければならないため、お薦めできません。
※バッテリーとカーオーディオを正しく配線する必要があります。音を出すためにはスピーカーが必要です

もっと詳しく:バッテリー電圧について

カーオーディオやカーナビの取扱説明書の後半、「おもな仕様」を見ると電圧が「14.4V」と記載されていることがあります

「あれ?車のバッテリーは12Vじゃ?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はバッテリーはいつも12Vを出している訳ではありません

右のグラフはある車でエンジンをかけた時、バッテリー電圧を測定したものです。エンジン始動前、このバッテリーの電圧は13V程度ありますが、スターターを回した瞬間、「がく~ん」と10Vを切り、その後、徐々に回復して13V付近まで戻っています。徐々にといっても、この場合は0.3秒ほどの時間ですが。
この電圧変化は、スターターを回すために大きな電力がバッテリーから消費され、その後エンジンの始動によって、発電機から電力が供給、バッテリーへの負荷が軽減されたためです

また、左のグラフは比較的電圧が安定しているアイドリング中の電圧変化を測定したものです。アイドリング中でも、バッテリー電圧は一定でなく、小刻みに電圧が上下しています
ちなみに、左のグラフの電圧変動の幅は約0.2V程度、バッテリーの電圧が13Vであれば、12.9Vから13.1Vの間を行ったり来たりしていることになります

このようにバッテリーの電圧は必ず12V一定というわけではなく、充電中(電気を貯めている時)には電圧が高く、放電中(電気を使っている時)は、電圧が低くなります。また、バッテリーの状況(充電状況や劣化度合い、温度など)によっても電圧や電圧変化の度合いが変わります
のような電圧変化の中でもカーオーディオは動作するように設計されています

ここで少し弊社製品CA-47Kの宣伝を・・・
このようにバッテリの電圧が変動する中で、車に乗せたカーオーディオ、カーナビは動作しています。
弊社製品CA-47K(キャパシタ)をカーオーディオ、カーナビに接続することで、電源を安定させ「本来の性能を引き出す」ことができます。なお、弊社CA-47Kでは聴感に頼るカット&トライだけでなく、計測装置を駆使した効果測定を行っています。詳しくはCA-47Kの製品ページをご覧下さい

CA47K(製品ページ)

●電源に求められること

弊社大容量ACアダプター P-12V210にてパワーアンプを動作させているところ

車のバッテリーを家に持ち込むのは・・・
そこで、家庭用コンセント(AC100V)から、車のバッテリーと同じDC12Vを作って、カーオーディオに電力を供給することでカーオーディオを部屋で動作させることができます。このDC12Vを作る1つの手段として、ACアダプターがあります

ACアダプターと一言でいっても、出力電圧や電流が異なるいろいろなACアダプターが市販されています
まず、カーオーディオを部屋で使うためには、バッテリーと同じ電圧、DC12Vが出せる必要があります。加えて、使用する機器によって、出力電流、つまり何A(アンペア)出力できるかも重要になります

一般的には、デッキタイプ、アンプ内蔵タイプ、パワーアンプの順で消費電流が大きくなります。また、同じ種類の機器でも機械的に動作する部分が多い機器ほど、サイズが大きいほど消費電流が大きくなる傾向にあります
たとえば、CDを再生する機器と、USBメモリだけを再生する機器があった場合、可動部分が多いCDを再生する機器の方が消費電流が大きくなります。1DINタイプのカーオーディオと2DINタイプでは2DINタイプの方が、消費電流が大きくなります

このようにACアダプターを選ぶ際には、使用するカーオーディオによって、適切な電圧、電流(立ち上がり時の突入電流を含めて)のACアダプターを選ぶ必要があります

なお、カーオーディオの取扱説明書を見ると、定格電流10A等の記載されている場合があります。この定格電流は、「その機器が設計上安定して動作する電流値」を示したもので、常にこの電流を消費するというものではありません。通常自宅で使用する場合、取扱説明書に記載されているような定格電流を使うことはありません

また、カーオーディオ、カーナビは電源を切ってしまうと、カーオーディオ、カーナビに設定した内容、たとえば時刻などが消えてしまいます

「ん?車に乗せている時は、エンジン切ってもカーオーディオの設定は残っているよ」

と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、エンジンを切ってもカーオーディオの設定が消えないのは、エンジンを切った状態でも、バッテリーから常にカーオーディオに電源が供給されているためです(スタンバイ)。
バッテリー交換の際、「カーオーディオやカーナビの設定が消えた」と聞きますが、設定が消えてしまうのは、バッテリーを外すことにより、バッテリーからの電源供給がなくなったためです

家で使う場合も、電源を入り切りするたびに設定が消えてしまっては不便ですよね。ですから、車に乗せている時と同じように、常に電源を供給する必要があります
カーオーディオがスタンバイの時は大きな電力を消費しませんが、常につけたままの状態にするため、ACアダプターを選ぶ際には、効率がよく安全性の高いものを選ぶ必要があります

もっと詳しく: スタンバイ時の消費電流について

電流測定の様子

カーオーディオがスタンバイ、つまり車でいう「キーがオフ」になっている時に大きな電力を消費してしまうと、すぐに車のバッテリーが上がってしまうことになります
ですから、カーオーディオのスタンバイ時の消費電力は非常に小さく設計されています。いくつかのカーオーディオを測定した結果では、数mA程度でした(1mAは1Aの1000分の1)

●カーオーディオで使う電源のまとめ

これらのことから、カーオーディオ、カーナビに電源を供給するACアダプターを選ぶ時には、適切な電圧や電流が出力でき、効率が良いものである必要があります
加えて、ノイズが少なく、安全のための機能、例えばショート(短絡)した場合や、ACアダプターの能力を超える電力を要求された場合(過電流)に安全に停止する等の機能を確認する必要があります。国内で使用するためには必須となる「PSEに適合」していることはもちろんです

○他の12V電源

ACアダプター以外にも家庭用コンセントAC100VからDC12Vを作れる電源として、安定化電源や自作PC用のATX電源などがあります。これら電源は、全般的に出力電力が大きい分、筐体が大きく、発熱も多くなるため、冷却用ファンがついている機器も多いようです

P-12V210 12V21A(約250W)出力が可能

カーオーディオの電源として使用する場合には、音楽の邪魔にならないよう、静かなものを選ぶのが良いと思います

○弊社ACアダプターについて

弊社製品LE802、DK105、DK235、P-12V210で使用しているACアダプターは、PSE適合はもちろん、最新の米国エネルギー省(DOE) エネルギー効率基準 LEVEL Ⅵに対応した効率のよいACアダプターです
もちろん、短絡保護、過電圧保護、過電流防止等の安全機能を内蔵しています。使用中万一、過電流になってしまった場合でも、電力供給を自動停止し、適正電流に戻った時点で自動復帰します
また、弊社にて1台1台チェックした上で出荷しておりますので、安心してご使用頂けます

■カーオーディオ種類毎の使う方法

ここまでは、カーオーディオの種類と、カーオーディオを部屋で使うために必要な電源の共通的な内容について解説してきました
ここからは、カーオーディオの種類毎に、家で使うための配線方法や応用例等について、種類毎のページにてご説明しています。下にあるお読みになりたい「アイコン」をクリックして下さい(ページに移動します)

 

 

 

■主な製品・サービスのご紹介

弊社では自宅でカーオーディオを使うための各種製品、サービスをご用意しています

○製品

LE802:市販1DINカーオーディオ専用の電源付ケース
 アンプ内蔵カーオーディオを組込み、お手持ちのスピーカーを繋げばカーオーディオを自宅でお楽しみ頂けます。デッキタイプも使用できます
組込みは簡単、丁寧な組込み説明書も付属しています
DK235:2DINカーオーディオ用電源付配線キット
 2DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオやカーナビとDK235を繋ぎ、スピーカーと接続すれば自宅でカーオーディオが楽しめます。ヘッドホンも使用できます。使い方は簡単、色をあわせて繋ぐだけ。ご好評頂いている「DK101」の付属電源を強化(3.3→5Aタイプ)、ヘッドホンアダプタDP32付属した製品です
DK101:1DINカーオーディオ用電源付配線キット
 1DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオとDK101を繋ぎ、スピーカーと接続すれば自宅でカーオーディオが楽しめます。もちろん、デッキタイプへの電源供給も可能です
使い方は簡単、コードの色をあわせて繋ぐだけです
P-12V210:大容量ACアダプター12V/21A、250W
 パワーアンプなど消費電流が大きいカーオーディオ向けのACアダプター。ファンレスですので動作音はなく、音楽の邪魔をしません
様々な機器に接続しやすい中継端子付の標準品と、お客様の機器にあわせるカスタム品をご用意しています
DP32:カーオーディオがヘッドホンで楽しめるアダプター
 アンプ内蔵カーオーディオにDP32を接続することで、お手持ちのヘッドホンで楽しめます
LE802/LE801、DK101をご購入、お持ちのお客様はオプションにてご購入頂けます(DK235は付属)

○サービス

LE802組込みサービス
 お手持ちの1DINサイズ市販カーオーディオをLE802に組込んだ上で納品させて頂くサービスです
 ケースに組込むのはちょっと・・・というお客様にお勧めです
接続サービス
 お手持ちのカーオーディオにDK235、DK101を接続した上で納品させて頂くサービスです
カーオーディオ付属電源コードに必要な端子がついていない、配線が苦手というお客様にお勧めです
その他
 カーオーディオシステム全体を家で楽しみたい、市販2DINタイプのカーオーディオをケースに入れて楽しみたいなどなど、お客様のご要望にあわせたカスタム品や特注品も承ります。お気軽にお問合せ下さい
お問合せはこちら

【解説】カーオーディオ パワーアンプを自宅で使うには

カーオーディオのパワーアンプは持っているけど、パワーアンプ単体では・・・

と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、カーオーディオのパワーアンプをホームオーディオのプリアンプや携帯音楽プレイヤーなどと接続することで自宅でパワーアンプが使うことができます

はじめに、カーオーディオのパワーアンプにホームオーディオのプリアンプを接続する基本構成でご説明し、その後応用例をご説明します
なお、カーオーディオのデッキタイプとパワーアンプからなる「カーオーディオシステム」については、「デッキタイプのカーオーディオを使う」にカーオーディオシステムについて記載しております。あわせてご覧下さい。

【記載内容】


アンプ内蔵タイプやデッキタイプ、その他機器のご使用を考えられている方はこちらのページをご覧下さい

    


本題に入る前に、ここで大切な余談、カーオーディオのパワーアンプに接続できる機器について少しお話しします

ご存じの通り、パワーアンプは入力された音声信号を増幅してスピーカーを鳴らす機器で、音量調整はついていません
車でパワーアンプを使っている時、ちゃんと音量調整ができるのは、ヘッドユニットのボリュームで音声信号の大きさを変え、その信号をパワーアンプに渡しているためです
このヘッドユニットが出すボリュームにより調整される音声信号出力を「プリアウト」といいます(厳密には音量だけでなく、音質調整などもされています)

もし、調整した音声信号出力がない、つまり「プリアウトがない」ヘッドユニットをパワーアンプに繋いだら・・・。パワーアンプは入ってきた音声信号をそのまま増幅するので、いきなり大音量で音が鳴り、最悪スピーカーを壊してしまいます

このように、パワーアンプに接続できる機器は、音声信号の大きさが変えられる機器、つまり「プリアウト」が出せる機器になります。
例えば、上図のようにカーオーディオのデッキや、ホームオーディオのプリアンプ(コントロールアンプとも言われます。プリメインアンプではありません)には、「プリアウト」があるのでパワーアンプに接続することができます
また、プリアウトはありませんが、携帯音楽プレイヤーやスマートフォンのヘッドホン出力は、音声出力の信号レベルが小さく、加えてボリュームで音量調整ができるため、パワーアンプに接続して使用することができます

一方、ホームオーディオのデッキやプリメインアンプの「LINE OUTやAUXOUT等」、一部のプリメインアンプにある「プロセッサアウト」などは、ボリュームに関係なく、音声信号がそのまま出力されるので、直接パワーアンプに接続することはできません

ご注意
繰り返しになりますが、プリアウトがない機器は絶対にパワーアンプに接続しないで下さい。大音量で音が鳴り、最悪スピーカーを壊します

と、少し余談が長くなりましたが、それではパワーアンプを自宅で使う方法についてご説明します

■カーオーディオパワーアンプにホーム用プリアンプを接続して自宅で使う(基本構成)

カーオーディオのパワーアンプの多くは、RCA(アンバランス)での接続です。この場合、接続するプリアンプにはプリアウトのRCA出力(アンバランス出力)が必要です
なお、一部パワーアンプにはバランス入力できる機器もあります。この場合はバランス出力できるプリアンプが接続できます

○使用する端子

カーオーディオのパワーアンプは、ヘッドユニットのように電源コードが出ているわけでなく、パワーアンプ本体に電源コード等を接続する端子があるだけです

電源端子の形状はメーカーや機種によって異なっており、Y端子で接続するもの、剝き線をネジでかませるもの等があります。端子部分に記載されている表記も、バッテリの+側は、「+」や「14.4V」、マイナス側は「-」や「GND」、リモートを接続する端子も「REMOTE」や「CONTROL」、「ON」など様々です。端子の配置も機器毎に異なっています

また、パワーアンプの音声入力の表記についても、電源端子と同じように、INPUT1~4と記載しているものや、FRONT L/R、REAR L/R、INPUT CH A/Bなど様々です

ですので、接続する前に必ずお手持ち機器の取扱説明書、取付説明書にて確認して下さい

なお、本説明では、バッテリの「+側」に接続する端子を「+端子」、バッテリの「-側」に接続する端子を「-端子」、デッキなどと連携するためのリモート端子を「REMOTE端子」、音声入力については、FRONT L/R、REAR L/Rと表記しています

○配線方法

カーオーディオ用パワーアンプと、ホーム用プリアンプの接続について、弊社大容量ACアダプターP-12V210を用いた接続図にて配線方法ご説明します。なお、図中破線部分はP-12V210です

ご注意
配線する場合は、接続する機器の電源を必ず切った状態で配線し、配線に間違いが無いことを確認した上で、後述する「使用にあたっての注意事項」に示す順序で各機器の電源を入れて下さい

●電源関連とリモートの配線

Pionner製 RS-A9X(パワーアンプ)への電源供給 真ん中の赤、黒コードが電源、両脇はスピーカーコード

接続図のようにACアダプターの+12Vとパワーアンプの「+端子」、ACアダプターのGND(グランド)とパワーアンプの「-端子」を接続します

パワーアンプは他のカーオーディオ機器と比較して消費電力が大きいため、「+端子」、「-端子」に接続するコードはパワーアンプの消費電流にあったコードを使用します。なお、電源コードの長さはできるだけ短くすることをお薦めします

パワーアンプの「REMOTE端子」は、スイッチを介してパワーアンプの「+端子」と接続します。これはスイッチによってパワーアンプのON、STANDBYを切替えるためです(パワーアンプを使う時にはON、使用しない時にはSTANDBYにする)

なお、REMOTE端子には大きな電流は流れませんので、パワーアンプの「+端子」、「-端子」に接続するような太いコードを使用する必要はありません
また、パワーアンプ動作中は「REMOTE端子」と「+端子」は同電位(+12V)になりますが、「+端子」と「REMOTE端子」では流れる電流が異なりますので、ACアダプターの「+12V」は必ずパワーアンプの「+端子」に接続します

その他機器固有の端子(たとえばMcIntoshのPG等)がある場合には、必要に応じてその端子にコードを接続します

ご注意
パワーアンプの電源コードには大きな電流が流れるため、必ず電流相応のコードを使用して下さい(細いコードを使用するとコードが発熱するなどの原因となります)

○使用する電源

パワーアンプの消費電流に見合う電源を選びます
なお、取扱説明書に記載されている定格電流はその機器の設計上の最大電流値であるため、通常この定格電流が必要となることはありません
また機器や車載時の電源コードについている「ヒューズの定格電流」も、短絡などにより大きな電流が流れた場合に、機器を保護するために取付けられたもので、通常この電流が流れることもありません

もっと詳しく:電源コードのヒューズについて
例えば、弊社大容量ACアダプターP-12V210は、12V/21A、250Wの電力を供給することができます。万一、定格電流を越えた場合や短絡(ショート)した場合、p-12v210は直ちに電力供給を停止し、正常な状態になった時点で自動復帰します

このように、コードについているヒューズ(たとえば定格30A)がACアダプターの定格電流以上、かつ過電流が流れた場合にACアダプターが電力供給停止する場合には、コードにヒューズをつける必要はありません(ヒューズがついている場合、はずす必要もありません)。これはヒューズが切れる前にACアダプターが電力供給を停止するためです

右写真はMcIntosh社製パワーアンプMCC404にP-12V210から電源を供給しているところです

 

○音声関連の配線

ホーム用プリアンプのプリアウトをパワーアンプのFRONT/LR、あるいはREAR/LRと接続します。
プリアンプ背面にGND端子がある場合には、プリアンプのGND端子と、パワーアンプの「-端子」を接続します
スピーカーも該当する端子に接続します

使用にあたっての注意事項(電源を入れる順序)

ACアダプターを抜差しする場合は、必ずパワーアンプがSTANDBYになっていることを確認した上で、ACアダプターを抜差しします
電源を入れる際には、パワーアンプがSTANDBY(あるいは電源が切れている状態)であること、プリアンプのボリュームが絞られていることを確認した上で、はじめにプリアンプのスイッチを入れ、次にパワーアンプをONにします。そして、徐々にボリュームを上げて音量を調節します
電源をオフ(STANDBY)にする際は、はじめにプリアンプの音量を「0ゼロ」にした上で、パワーアンプをスタンバイにし、プリアンプの電源を切ります(電源を入れる時の逆になります)

○弊社製品大容量ACアダプター「P-12V210」について

P-12V210にてPionner GM-D7400を動作

パワーアンプの電源として使える大容量タイプ、12V/21A(250W)のACアダプターです

PSE適合はもちろん、短絡保護、過電流保護、過電圧保護など安全機能も充実しています
また、米国エネルギー省(DOE) エネルギー効率レベルⅥに対応、無負荷時の待機電力は0.5W未満と高効率です。冷却用ファンもなく、動作音は静か、音楽の邪魔をしません。もちろん、フィルター掃除もありません

P-12V210には、「ネジでコードが取付けられる中継端子をつけた標準品」の他に、「ご使用の構成にあわせた電源コードと、簡単な配線説明書をご提供するカスタム品」もございます

ご自宅でご使用になりたい機器をお知らせいただければ、必要な電源や配線などをご提案させて頂きます。お見積は無料です。お気軽にお問合せ下さい

P-12V210(12/21A 250W大容量ACアダプター)

お問合せはこちら

■スマートフォン、携帯音楽プレイヤーなどの音楽を聴く

パワーアンプの応用例として、カーオーディオ用パワーアンプを使って、スマートフォン(スマホ)や携帯音楽プレイヤーを接続して、スピーカーで音楽を楽しむ例についてご説明します

下図は、スマホとパワーアンプの接続図です
スマホと接続できるパワーアンプはアンバランス(RCA)のみです。もしお手持ちのパワーアンプにバランス入力しかない場合は、一般的なスマホや携帯音楽プレイヤーと接続することはできません

電源回りの接続方法は、基本構成で説明した「ホーム用プリアンプの接続」とほぼ同じです。違う点としては、プリアンプ背面にGND端子があった場合、パワーアンプの電源の「-端子」と接続しましたが、スマホと接続する場合はこの接続はありません

音声コードの接続もプリアンプを接続した時と同じですが、接続するコードがステレオピンプラグ-RCA変換コードになります

なお、使用する電源や電源コード等については、前述のホーム用プリアンプ(基本構成)を参照して下さい

●使用方法

スマホを繋ぐときは、必ず、パワーアンプを「スタンバイに」し、スマホのボリュームを「0(ゼロ)」にした上で携帯音楽プレイヤーのヘッドホンジャックにコードを差し込み接続します。次にパワーアンプを「ON」にし、スマホボリュームを徐々にあげていきます(急に音量をあげないで下さい)
スマホを外す時は、必ずパワーアンプを「スタンバイ」にしてからヘッドホンジャックからコードを抜きます

また、携帯音楽プレイヤーを接続していない時は、必ずパワーアンプを「スタンバイ」にして下さい

ご注意
スマホを抜差しする際、またスマホを接続していない時は必ずパワーアンプを「スタンバイ」にして下さい。パワーアンプをONにした状態で抜差しすると、大きなノイズ音が鳴る、最悪スピーカーを壊すことになります

参考:ステレオミニ-RCA変換ケーブル(Amazon 新しいウィンドウが開きます)

【お客様事例】MUSEE MA502、Nakamichi CD700 II他

■はじめに

今回はカーオーディオ用パワーアンプをご自宅で使用する事例についてご紹介致します

既に弊社製品LE802をご購入頂いているお客様から、カーオーディオ用パワーアンプ、MUSEE MA502を自宅でご使用になるため、弊社大容量ACアダプター P-12V210の見積依頼を頂きました

早速、弊社にてMUSEE MA502、及びLE802に組込まれているNakamichi社製 CD700 IIとの配線方法等を確認させて頂いた上で、お見積をご回答させて頂きました

ここで少し パワーアンプ MUSEE MA502(以降MA502)について簡単にご説明します
MUSEE MA502は、ビートソニック社製のカーオーディオ用真空管ハイブリッド2chパワーアンプです。ビートソニック社ウェブサイトにて、MA502の消費電力は無負荷時1.5A、定格出力時13Aとなっており、12V21A出力可能なP-12V210で余裕を持って動作できることが確認できました。なお、MA502は、2chアンプですので、カーオーディオデッキのフロント、またはリア側プリアウトとの接続になります

■接続方法

右図は、納品時に同梱させて頂いた接続説明書中の接続図です(抜粋)。右図にてMA502を中心に接続方法についてご説明します

はじめにMA502の電源についてです
MA502への電源供給は、P-12V210から行います。MA502の消費電流はヘッドユニットに比べて大きいため、ヘッドユニット用の電源コードよりも太い電線(5.5sq)を使用しています

次にLE802に組込んだCD700IIとMA502を連動させるリモートコードについてです
CD700IIから出ているリモートコードと、MA502のREMOTE端子を接続します。これにより、CD700IIを組込んだLE802フロントパネルの「オン/スタンバイスイッチ」を「オン」にするとMA502も立ち上がり、「スタンバイ」にするとMA502も「スタンバイ」になるようになります
CD700II側のリモート端子はぎぼし端子、MA502側は端子台になっておりますので、ぎぼし端子とY端子がついた接続用コードをご用意させて頂きました

最後に共通アースコードについてです
LE802に組込んだCD700IIは、LE802付属ACアダプターから電源を供給し、MA502はP-12V210から電源を供給します
このように異なる電源から電力を供給する場合は、アース(グランド)をあわせる必要があります。このアースをあわせるコードが共通アースコードです
共通アースコードの接続場所は、LE802側がカーオーディオを固定する金具、MA502側が端子台の「-端子」になりますので、丸端子(LE802側)とY端子(MA502側)を付けたコードをご用意させて頂きました

これらコードと、21AタイプACアダプター、接続説明書を同梱して納品させて頂きました

なお、音声信号の接続は、先に述べた通り、MA502は2chアンプですので、CD700IIのフロント、あるいはリアプリアウトと、アンプの入力端子をRCAコードで接続することになります

■最後に

後日お客様より、お写真をお送り頂きました
Nakamichi社製 CDデッキのCD700 IIに、同社製カセットデッキTD1000、パワーアンプとしてMUSEE MA502、そして、さりげなくYAMAHA製 Bluetoothワイヤレスレシーバーが置かれていました(写真左 LE802上)
CD、カセットの再生だけでなく、Bluetoothオーディオに対応したオーディオ機器でも楽しめる構成になっておりました

U様、事例掲載のご快諾、またお写真をお送り頂き、誠にありがとうございました

 

【お客様事例】McIntosh MX5000+MCC404+MPM4000

お客様より、McIntosh MX5000、MCC404、MPM4000をホームオーディオとしてご使用されるにあたり、接続方法、必要なケーブルなどについてお問合せ頂きました
top今回は、これら機器からなるMcIntoshシステムをホームオーディオとして使用するため、電源付カーオーディオケース LE802、弊社大容量ACアダプターP-12V210をご利用頂いた事例をご紹介いたします
右写真は今回の事例で用いた機器です(納品前テスト時に撮影)

はじめにこの事例で使用したMcIntosh社のMX5000、MCC404、MPM4000と、弊社電源付きカーオーディオケースLE802、12V 21AタイプACアダプター P-12V210について簡単にご説明します

MX5000
MX5000+MPM4000McIntosh社製カーオーディオ オーディオコントロールセンターです
24bit D/Aコンバータを内蔵したCDデッキとしての使用や、別売CDオートチェンジャー MCD5000と接続することにより、MX5000からMCD5000をコントロールすることができます。また、MX5000には、外部入力AUXがありますので、iPhoneやTVなどと接続してiPhoneの音楽やYoutubeの音楽、テレビの音声を楽しむこともできます
右上写真は組込み前動作確認時のMX5000(写真右)とMPM4000(写真左)です

MPM4000
同McIntosh社製 カーオーディオの周辺機器、「POWER OUTPUT METER」です
MPM4000のL/R信号入力をスピーカー端子に接続することで、「パワーアンプ部の出力電力をアナログメータで確認することができます

mcc404MCC404(右写真)
同じくMcIntosh社製のパワーアンプです
スピーカー(4Ω)を最大4台、それぞれ100Wまで駆動できます。設定によって、フロントリア左右の4CH構成はもちろん、フロント左右スピーカーのみの2CH、フロント左右スピーカー+サブウーファの3スピーカー構成等、様々なスピーカー構成を取ることができます

LE802
LE802Back弊社 市販1DINカーオーディオ用電源付カーオーディオケースです
ACアダプターが付属していますので、LE802にアンプ内蔵カーオーディオを組込み、スピーカーを繋げば、ご自宅でカーオーディオを楽しむことができます。
また、背面にサービスホール(写真奥側)がありますので、デッキタイプもご利用頂けます。今回のMX5000はデッキタイプですので、このサービスホールを使用してパワーアンプMCC404、パワーアウトプットメータMPM4000と接続しています

P12V210 P-12V210
大容量12V21AタイプのACアダプターです
PSE適合はもちろん、米国エネルギー省のLEVELⅥに対応した製品ですので、安全、低消費電力です
冷却用ファンはありませんので(ファンレス)、動作音はなく、音楽の邪魔をしません。もちろん、吸気口、排気口の掃除もありません
静かな環境でカーオーディオを楽しみたい、カーオーディオ用パワーアンプなど、静かな電源としてお使い頂く場合最適です

それでは本題に戻って・・・

McIntosh MX5000、MCC404、MPM4000をホームオーディオを使用するため、弊社でのMX5000やMPM4000の実績や、調査結果に基づき、LE802を用いた構成と、DK101をベースにした構成の2つをご提案をさせて頂きました

LEfirst右図は、お問合せ頂い後、ご提案した「LE802を用いたMcIntoshシステム構成」です(ご提案書から抜粋)
MX5000はLE802に組込み、MPM4000はLE802をベースにしたカスタムケースに組込んでいます。なお、MX5000付属DC-DCコンバータは外だしにさせて頂きました
MX5000、及びMPM4000への電源は、LE802付属ACアダプター1つで供給するようにしています
MCC404への電源は、MCC404が定格400Wであることから(100W4CH出力可能)、P-12V210を用いて供給しています。なお、P-12V210は250W(12V 21A)であるため、電力不足のように見えますが、通常音量でお聞き頂く上では問題ないと判断いたしました
DK101をベースにしたご提案では、カーオーディオ用ケースLE802を使用する以外は、ほぼ同様の構成にてご提案致しました

詳しく:MCC404への電源供給について

取扱説明書等に記載されている定格は最大定格を示しています。アンプの場合通常使用時に、この最大定格で常時動作することはまれであること、また、弊社実績として、Pioneer社 carrozeria X RS-A9X、RS-A7X や、SANSUI社 reference mark SM-A1、Pioneer社 GM-D7400などのパワーアンプ、展示機をP-12V210にて動作させている結果から通常音量であればP-12V210で問題ないと判断いたしました
なお、後述いたしますが、MX5000の組込みに際してMcIntoshシステム全体をお預かりした際、通常の音量範囲で問題無くご利用頂けることを確認しています

LEfixその後、何度かお客様とすり合わせさせて頂いた後、最終的なMcIntoshシステム構成を決定頂き、ご注文となりました
左図は最終的なMcIntoshシステム構成です(納品時に添付させて頂いたご説明資料から抜粋したものです)
はじめのご提案からの変更点としては、LE802付属ACアダプターを削除し、P-12V210(21A AC アダプター)1つでMcIntoshシステム全体(MX5000、MPM4000、MCC404)の電力を供給する構成としています。また、MPM4000はケースに入れずにそのままご利用頂くことになりました
電源以外の配線回りは、はじめのご提案と大きな変更はなく、MX5000とMCC404はPG/ON信号を接続(※1)、MX5000とMPM4000はON/イルミ信号を接続、MPM4000とMCC404はL/R信号を接続しています(※2)

※1 ON信号とは一般的にいうリモート信号です。LE802付属スイッチのON/STANDBYによりMcIntoshシステム全体をON/STANDBYにすることができます。ちなみに「ON」は車載でいうエンジンをかけた状態、「OFF」はエンジンを切った状態と考えて頂くとイメージしやすいかと思います
※2 MPM4000 アナログメータでスピーカー出力を確認するために接続する信号です。MPM4000は2CH表示のため、今回はフロント左右スピーカーに割り当てました(MCC404の出力としてはOUTPUT1,2に接続しています)

basictestご注文の後、LE802への組込みが特殊になるMX5000はじめ、機器一式を弊社までお送り頂きました

お送り頂いたMX5000をLE802に組込む前に、電源や信号回りを含めて基本的な動作を確認をいたしました。写真はその動作確認の様子です。写真右からお預かりしたMX5000、MPM4000、MCC404、そして弊社テスト用P-12V210(ACアダプター)、手前は測定器(デジタオシロ)です
この動作確認の際、弊社所有スピーカーを接続し、システム全体の消費電流を測定、P-12V210で、McIntoshシステム全体の電力供給できることを確認いたしました

一通り動作を確認したのち、お預かりしたMX5000をLE802に組込み、専用の各種電源コード、信号コードを作成、配線を行った上でMcIntoshシステム全体として組上げました

MXMPMCOde左写真はLE802に組込んだMX5000と、MPM4000、MCC404です。少し見づらいですが、LE802の奥にあるのはMX5000のDC-DCコンバータです
MCCPwrCodeMPM4000背面から出ている「白/灰色コード」は「L/R信号コード」で、MCC404のOUTPUT1-2に接続しています
同じくMPM4000背面から出ている「黄/黒/青/橙コード」は「電源関連のコード」でMX5000と接続しています
LE802背面左側からでている「赤/黒コード」はP-12V210からきているLE802用の電源コードです
左下写真は、MCC404と、McIntoshシステム全体の電力をまかなうACアダプターP-12V210です
MCC404から出ている「赤/黒コード」は「MCC404用電源コード」でP-12V210と接続しています。先にご紹介したLE802用電源コードと「コードの太さ」が異なるのは、それぞれの機器に流れる電流が異なるためです(MCC404の電流は、MX5000+MPM4000の電流に比べて大きな電流が流れるため太いコードを使っています)

電源を入れる前に、配線に誤りがないか再度確認した上で、電源を入れ正常に動作することを確認し、納品させて頂きました。ご注文、誠にありがとうございました

電匠では、お客様のご希望に合わせた「お手持ちのカーオーディオ、カーナビをご自宅で使えるシステム」をご提案しております。お気軽にお問合せ下さい

下の写真は納品前テスト中のMcIntoshシステムです。右写真 MPM4000の針が振れているのがおわかり頂けると思います

finaltest finaltest-2

 

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■製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオケースLE802、12V 21AタイプのACアダプター P-12V210の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース
P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■ご購入

LE802はアマゾン、P12V210は直販にてご購入頂けます
アマゾンにて販売中

P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。お気軽にお問合せ下さい

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【お客様事例】Pionner carrozzeria X

今回は、電源付カーオーディオケース LE802と弊社大容量ACアダプターP-12V210をご利用頂き、Pionner carrozzeria X(ODR)をご自宅で楽しまれている事例についてご紹介致しますTop

右写真は後日お客様からお送り頂いたcarrozzeria Xシステムです

Pioneer carrozzeria Xは、Optical Digital Reference(ODR)思想に基づいた製品群です

今回の事例でお客様がご使用になられる機器は、CDデッキのRS-DX7Ⅲ、その周辺機器のCD-7X、デジタルインテグレーションアンプのRS-9Xと、デジタルパワーアンプRS-7Xの2台、スピーカーはTS-Z1000RS等とのことでした

web2はじめにお問合せ頂いたのは、Pioneer carrozzeria Xをご自宅で使用したい。carrozzeria Xの構成製品であるRS-DX7Ⅲ を弊社製品 電源付カーオーディオケース LE802に入れて使用できるかとのことでした

早速弊社にてRS-DX7Ⅲを調査したところ、取扱説明書には最大消費電流4.0Aとの記載がありましたが、通常ご自宅でご利用頂く上で付属ACアダプターで問題なく使用できることを含めて、LE802に入れてお楽しみ頂けることをご回答させて頂きました

その後、お客様とのやりとりの中で、RS-DX7Ⅲの周辺機器であるCD-7Xのご使用や、パワーアンプ(RS-A9X、RS-A7X)の電源の課題についてもご相談頂きました

LE802-C01CD-7XはUSB/iPod用トランスポートという製品で、RS-DX7Ⅲに接続することで、USBメモリやiPod等の音楽をRS-DX7Ⅲで楽しめる機器です

CD-7Xを使用するに際し、サイズの制限から、RS-DX7Ⅲを入れたLE802に組込むことができないため、お客様にはケースに入れずにCD-7Xをそのまま外に置くご提案と、LE802を改造し、LE802と同等のカスタムケースにCD-7Xを組込むご提案をさせて頂きました
ご提案したカスタムケースは、カーオーディオ用の開口部と、電源スイッチがないフロントパネルに変更し、背面はLE802リアパネルそのままで、スピーカー端子などの各種部品を取り除いたケースです(右図はご提案資料の抜粋)。電源についてはRS-DX7Ⅲを組込んだLE802から供給する方式としています

DualACAdpRS-A9X、RS-A7Xパワーアンプの電源については、安定化電源を用いた電源供給をご検討されていましたが、冷却用ファンの音が課題とのことから、展示機の電源として使用実績のある、弊社大容量ACアダプター P-12V210(12V/21A 250W)をご紹介させて頂きました
なお、お客様がお持ちのパワーアンプは、前述の通り、RS-A9Xが1台と、RS-A7Xが2台。スピーカーはTS-Z1000RSと他スピーカーを音域毎にパワーアンプに接続されるとのことでした
そこで、アンプの取扱説明書や展示機での動作実績などから、消費電流を推測した上で、ACアダプター P-12V210を2台を用いる構成をご提案させて頂きました(左図はご提案資料の抜粋※)
※図ではIPBUSと光デジタルを一本で表現していますが、正確にはIPBUSはアンプ間をデイジーチェーンで、光デジタルはRS-9Xから各アンプに接続する形になります

お客様にてご検討頂いた結果、RS-DX7ⅢをLE802に、CD-7Xをカスタムケースに組込み、パワーアンプの電源については、弊社の大容量ACアダプターをご使用頂けることになりました。あわせて、各ケースにはガラス調天板LJ08と、RS-DX7Ⅲと、CD-7Xのケースへの組込みサービスもご利用頂きました

最終的な carrozzeria X(ODR) システムの構成、配線は下図の通りです

System

右写真はLE802と、カスタムケースに入れたRS-DX7III(写真右)とCD-7X(写真左)を接続したところですConnect

RS-DX7IIIを組込んだLE802から、CD-7X、及びアンプへのIP BUS(黒太コード)、光デジタル(青コード)をLE802背面のサービスホールをから出しています
CD-7Xを組込んだカスタムケースからは、USB/iPodと接続するためのUSB延長ケーブルを出しています

CD-7Xの電源については、RS-DX7Ⅲを入れたLE802から供給、つまりRS-DX7IIIとCD-7Xは同一電源としています。写真黄コード、黒細コードがCD-7Xに電源を供給するラインです
なお、アースコードに未接続のぎぼし端子がありますが、パワーアンプで使用するACアダプター2つとLE802付属ACアダプターのGNDを共通にするための接続口です

DoubleLE802左写真はRS-DX7IIIを組込んだLE802(写真右)と、CD-7Xを組込んだLE802-C01(写真左)の正面写真です
※ガラス調天板は弊社デモ用を使用

組込み後の最終動作確認の際、RS-DX7IIIと、CD-7Xを接続した状態で、機器の消費電流の測定をしたところ、待機時(LE802 スイッチOFF)では20mA程度、CD再生、及びiPhone再生中ともに0.9Aでした。消費電流が一番高かった「CD挿入時」でも、1.6Aと LE802付属ACアダプターで十分電力が供給できることを確認しました

ACAdpt-RS-9X7Xアンプの電源については、TS-Z1000RSを駆動するRS-A9XとRS-A7Xの2つのアンプを1つのACアダプターで、その他スピーカーを接続するRS-A7Xをもう1つのACアダプターで電力供給しています

写真はRS-A9XとRS-A7X 2つのアンプに電源を供給するACアダプターです(電源コードが2本)。通常のACアダプターと比較して、サイズ、質量は220 x 95 x 46(mm)、1.3kgと大きめですが、冷却用のファンがないため動作音はなく、音楽の邪魔をしません

all納品後、お客様からご連絡を頂き、またあわせてお写真もお送り頂きました

右写真は carrozzeria X(ODR)システム全体です。下にもお送りいただいた写真を何枚か掲載させて頂きました

またお送りいただいたメールでは、車で聴くよりもいい音で鳴り感動されているとのこと、また弊社製品に関しても、電源は静かで、コンパクトで良いこと、ケースの作りが良好などメーカー冥利に尽きるたくさんのお言葉を頂きました

最後に弊社製品をご購入いただき、また弊社WEBサイトへの事例掲載にご快諾、お写真をお送り頂きましたS様、誠にありがとうございました

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■製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオケースLE802、12V 21AタイプのACアダプター P-12V210の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース
P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■ご購入

LE802はアマゾン、P12V210は直販にてご購入頂けます
アマゾンにて販売中

P12V210 12V 21AタイプACアダプター

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【事例】カーオーディオ用パワーアンプを自宅で楽しむ(Pionner GM-D7400+JBL S3-1024)

topPics車で使っていたカーオーディオや、パワーアンプ、サブウーファー。押し入れに眠っていませんか?

この事例では、Pionner社製パワーアンプ GM-D7400に、JBL社 S3-1024サブウーファーを接続し、CD-45zとともに、部屋で楽しむ事例をご紹介します。音楽はiPhone 6Sで再生しています
なお、本事例では、パワーアンプを弊社大容量ACアダプターP-12V210(12V/21A 250W)にて動作させています

※サブウーファーの位置は説明のため移動しています
※大容量ACアダプター P12V210はまもなく販売を開始します

この事例で使用した機器は以下の通りです

【使用機器】

Le802+cd45z カーオーディオ:CD-45z+LE802
Nakamichi製 アンプ内蔵のCDレシーバーです
弊社カーオーディオ用ケースLE802に入れています。CD-45zはアンプを内蔵しているので直接スピーカーを駆動できますが、今回はGM-D7400を使ってスピーカーを駆動しています

スマートフォン:iPhone 6S
Apple社 iPhone6S、音楽のソースとして使用しています
ACadp_GM-D7400-2
パワーアンプ:GM-D7400
Pionner製 ブリッジャブル・パワーアンプです。最大出力200W×4、定格出力33.5A。今回は2CH+1CH構成で使用しています(2CH:フルレンジ、1CH:サブウーファースピーカーを接続)

大容量ACアダプタ:P-12V210
12V/21A(250W)の出力ができる大容量ACアダプターです。今回パワーアンプの電源として使用しています。もちろんファンレス、音の邪魔をしません。PSEに適合、Energy Efficiency LEVEL Ⅵ対応です

Speakers サブウーファー:S3-1024
JBL製 10インチ サブウーファーです。定格450W 2Ω/4Ω切換可能、市販エンクロージャーに入れ、インピーダンス4Ω設定で使用しています

フルレンジスピーカー:SP-EXAR3
VICTOR社製ウッドコーンスピーカーです。ミニコンポに付属していたスピーカーを活用しています

▼PR:パワーアンプ
▼PR:サブウーファー

接続について

kousei各機器の接続についてご説明します(右図)。なお、機器の詳細な接続方法については、機器の取扱説明書をご覧下さい

LE802へのCD-45zの組込み
CD-45zを弊社製品電源付カーオーディオケースLE802に組込んでいます
CD-45zへの電源供給はLE802付属のACアダプター(12V/3.3A)にて行っています。CD-45zから出るRCA等の各種コードはLE802背面にあるサービスホールを通しています

■CD-45zとGM-D7400の接続
CD-45zにはPre-out FRONT/REAR出力があります。RCAコードを用いて、このPre-out FRONT/REARをGM-D7400のINPUT CH-A/Bに接続しています
また、LE802の電源スイッチとGM-D7400を連動させるため、CD-45zのRemote信号をGM-D7400のRemote端子に入れています※
※LE802フロントパネルにあるスイッチを入れると、CD-45zとGM-D7400が立ち上がります

■CD-45zとiPhoneの接続
ステレオミニジャック→RCA変換ケーブルを用いて、iPhone 6sのヘッドフォンジャックとCD-45zのAUX-INと接続しています

ACadp_GM-D7400■GM-D7400とスピーカーの接続
フルレンジスピーカーSP-EXAR3と、サブウーファーJBL S3-1024を3チャンネル構成で接続しています。SP-EXAR3はGM-D7400のCH-Aに、サブウーファーのJBL S3-1024はCH-Bにモノラル出力として接続しています

■GM-D7400とP-12V210との接続
GM-D7400の電源端子の「+」にACアダプターの赤コード(+12V)を、「-」に黒コード(GND)を接続しています。GM-D7400電源端子のリモートには「CD-45zとGM-D7400の接続」で述べたリモートコードを接続しています
また、この事例ではCD-45z用のACアダプター(LE802付属)と、GM-D7400用のACアダプター(P12V210)が異なっています。これら2つのACアダプターのGNDを共通にするため、LE802のアースと、GM-D7400の「-」を接続しています

パワーアンプの設定について

サブウーファー JBL S3-1024の周波数特性は30Hz~175Hz(仕様から)。S3-1024を接続したCH-B側にGM-D7400のLPF(ローパスフィルター)を設定、カットオフ周波数を200Hz付近に設定しました

 

電源を入れ音楽を楽しむ

LE802のスイッチをONにするとCD-45z、GM-D7400の電源がはいります
CD-45zのソースをAUXにし、接続したiPhoneで音楽を再生するとスピーカーから音が流れます
実際に動作している動画もあわせてご覧下さい

■補足:消費電流について
今回の構成において、最大音量Vol:60の時、アンプの瞬間最大消費電流は15Aでした。この消費電流は、使用する機器だけでなく、音量や再生する音楽等でも大きく変わります。たとえば、最大音量から少し音量を下げ、Vol:50にするとアンプの最大消費電流は3A程度まで下がりました

■その他の事例

【事例】LE802 お客様事例:McIntosh MX5000の組込み
【解説】デッキタイプカーオーディオをPCスピーカーで楽しむ(CD-700II+GX-70AX)

事例一覧はこちら

■製品情報

本事例にて使用致しましたLE802と、カーオーディオ用配線キットDK101の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

P12V210 12V21AタイプACアダプター(準備中)

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます

LE802 アマゾンにて販売中

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。
お気軽にお問合せ下さい。

お問合せはこちら