【お客様事例】McIntosh MX5000+MCC404+MPM4000

お客様より、McIntosh MX5000、MCC404、MPM4000をホームオーディオとしてご使用されるにあたり、接続方法、必要なケーブルなどについてお問合せ頂きました
top今回は、これら機器からなるMcIntoshシステムをホームオーディオとして使用するため、電源付カーオーディオケース LE802、弊社大容量ACアダプターP-12V210をご利用頂いた事例をご紹介いたします
右写真は今回の事例で用いた機器です(納品前テスト時に撮影)

はじめにこの事例で使用したMcIntosh社のMX5000、MCC404、MPM4000と、弊社電源付きカーオーディオケースLE802、12V 21AタイプACアダプター P-12V210について簡単にご説明します

MX5000
MX5000+MPM4000McIntosh社製カーオーディオ オーディオコントロールセンターです
24bit D/Aコンバータを内蔵したCDデッキとしての使用や、別売CDオートチェンジャー MCD5000と接続することにより、MX5000からMCD5000をコントロールすることができます。また、MX5000には、外部入力AUXがありますので、iPhoneやTVなどと接続してiPhoneの音楽やYoutubeの音楽、テレビの音声を楽しむこともできます
右上写真は組込み前動作確認時のMX5000(写真右)とMPM4000(写真左)です

MPM4000
同McIntosh社製 カーオーディオの周辺機器、「POWER OUTPUT METER」です
MPM4000のL/R信号入力をスピーカー端子に接続することで、「パワーアンプ部の出力電力をアナログメータで確認することができます

mcc404MCC404(右写真)
同じくMcIntosh社製のパワーアンプです
スピーカー(4Ω)を最大4台、それぞれ100Wまで駆動できます。設定によって、フロントリア左右の4CH構成はもちろん、フロント左右スピーカーのみの2CH、フロント左右スピーカー+サブウーファの3スピーカー構成等、様々なスピーカー構成を取ることができます

LE802
LE802Back弊社 市販1DINカーオーディオ用電源付カーオーディオケースです
ACアダプターが付属していますので、LE802にアンプ内蔵カーオーディオを組込み、スピーカーを繋げば、ご自宅でカーオーディオを楽しむことができます。
また、背面にサービスホール(写真奥側)がありますので、デッキタイプもご利用頂けます。今回のMX5000はデッキタイプですので、このサービスホールを使用してパワーアンプMCC404、パワーアウトプットメータMPM4000と接続しています

P12V210 P-12V210
大容量12V21AタイプのACアダプターです
PSE適合はもちろん、米国エネルギー省のLEVELⅥに対応した製品ですので、安全、低消費電力です
冷却用ファンはありませんので(ファンレス)、動作音はなく、音楽の邪魔をしません。もちろん、吸気口、排気口の掃除もありません
静かな環境でカーオーディオを楽しみたい、カーオーディオ用パワーアンプなど、静かな電源としてお使い頂く場合最適です

それでは本題に戻って・・・

McIntosh MX5000、MCC404、MPM4000をホームオーディオを使用するため、弊社でのMX5000やMPM4000の実績や、調査結果に基づき、LE802を用いた構成と、DK101をベースにした構成の2つをご提案をさせて頂きました

LEfirst右図は、お問合せ頂い後、ご提案した「LE802を用いたMcIntoshシステム構成」です(ご提案書から抜粋)
MX5000はLE802に組込み、MPM4000はLE802をベースにしたカスタムケースに組込んでいます。なお、MX5000付属DC-DCコンバータは外だしにさせて頂きました
MX5000、及びMPM4000への電源は、LE802付属ACアダプター1つで供給するようにしています
MCC404への電源は、MCC404が定格400Wであることから(100W4CH出力可能)、P-12V210を用いて供給しています。なお、P-12V210は250W(12V 21A)であるため、電力不足のように見えますが、通常音量でお聞き頂く上では問題ないと判断いたしました
DK101をベースにしたご提案では、カーオーディオ用ケースLE802を使用する以外は、ほぼ同様の構成にてご提案致しました

詳しく:MCC404への電源供給について

取扱説明書等に記載されている定格は最大定格を示しています。アンプの場合通常使用時に、この最大定格で常時動作することはまれであること、また、弊社実績として、Pioneer社 carrozeria X RS-A9X、RS-A7X や、SANSUI社 reference mark SM-A1、Pioneer社 GM-D7400などのパワーアンプ、展示機をP-12V210にて動作させている結果から通常音量であればP-12V210で問題ないと判断いたしました
なお、後述いたしますが、MX5000の組込みに際してMcIntoshシステム全体をお預かりした際、通常の音量範囲で問題無くご利用頂けることを確認しています

LEfixその後、何度かお客様とすり合わせさせて頂いた後、最終的なMcIntoshシステム構成を決定頂き、ご注文となりました
左図は最終的なMcIntoshシステム構成です(納品時に添付させて頂いたご説明資料から抜粋したものです)
はじめのご提案からの変更点としては、LE802付属ACアダプターを削除し、P-12V210(21A AC アダプター)1つでMcIntoshシステム全体(MX5000、MPM4000、MCC404)の電力を供給する構成としています。また、MPM4000はケースに入れずにそのままご利用頂くことになりました
電源以外の配線回りは、はじめのご提案と大きな変更はなく、MX5000とMCC404はPG/ON信号を接続(※1)、MX5000とMPM4000はON/イルミ信号を接続、MPM4000とMCC404はL/R信号を接続しています(※2)

※1 ON信号とは一般的にいうリモート信号です。LE802付属スイッチのON/STANDBYによりMcIntoshシステム全体をON/STANDBYにすることができます。ちなみに「ON」は車載でいうエンジンをかけた状態、「OFF」はエンジンを切った状態と考えて頂くとイメージしやすいかと思います
※2 MPM4000 アナログメータでスピーカー出力を確認するために接続する信号です。MPM4000は2CH表示のため、今回はフロント左右スピーカーに割り当てました(MCC404の出力としてはOUTPUT1,2に接続しています)

basictestご注文の後、LE802への組込みが特殊になるMX5000はじめ、機器一式を弊社までお送り頂きました

お送り頂いたMX5000をLE802に組込む前に、電源や信号回りを含めて基本的な動作を確認をいたしました。写真はその動作確認の様子です。写真右からお預かりしたMX5000、MPM4000、MCC404、そして弊社テスト用P-12V210(ACアダプター)、手前は測定器(デジタオシロ)です
この動作確認の際、弊社所有スピーカーを接続し、システム全体の消費電流を測定、P-12V210で、McIntoshシステム全体の電力供給できることを確認いたしました

一通り動作を確認したのち、お預かりしたMX5000をLE802に組込み、専用の各種電源コード、信号コードを作成、配線を行った上でMcIntoshシステム全体として組上げました

MXMPMCOde左写真はLE802に組込んだMX5000と、MPM4000、MCC404です。少し見づらいですが、LE802の奥にあるのはMX5000のDC-DCコンバータです
MCCPwrCodeMPM4000背面から出ている「白/灰色コード」は「L/R信号コード」で、MCC404のOUTPUT1-2に接続しています
同じくMPM4000背面から出ている「黄/黒/青/橙コード」は「電源関連のコード」でMX5000と接続しています
LE802背面左側からでている「赤/黒コード」はP-12V210からきているLE802用の電源コードです
左下写真は、MCC404と、McIntoshシステム全体の電力をまかなうACアダプターP-12V210です
MCC404から出ている「赤/黒コード」は「MCC404用電源コード」でP-12V210と接続しています。先にご紹介したLE802用電源コードと「コードの太さ」が異なるのは、それぞれの機器に流れる電流が異なるためです(MCC404の電流は、MX5000+MPM4000の電流に比べて大きな電流が流れるため太いコードを使っています)

電源を入れる前に、配線に誤りがないか再度確認した上で、電源を入れ正常に動作することを確認し、納品させて頂きました。ご注文、誠にありがとうございました

電匠では、お客様のご希望に合わせた「お手持ちのカーオーディオ、カーナビをご自宅で使えるシステム」をご提案しております。お気軽にお問合せ下さい

下の写真は納品前テスト中のMcIntoshシステムです。右写真 MPM4000の針が振れているのがおわかり頂けると思います

finaltest finaltest-2

 

■その他の事例

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■製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオケースLE802、12V 21AタイプのACアダプター P-12V210の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース
P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■ご購入

LE802はアマゾン、P12V210は直販にてご購入頂けます
アマゾンにて販売中

P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。お気軽にお問合せ下さい

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【お客様事例】カーナビPionner AVIC-H09+AVIC-V07MD

Top

電源付カーオーディオ用配線キット DK101 をベースにカスタム対応させて頂いたお客様事例をご紹介します

今回はカーナビ、Pioneer製 サイバーナビ  AVIC-H09+AVIC-V07MDを、ミュージックサーバー、CD/DVDプレーヤーとしてご自宅で使用される事例です

(写真は弊社での納品前テストの風景)

はじめに、今回の事例で使用した機器、AVIC-V07MD+AVIC-H09、及び弊社DK101について簡単にご説明します

AVIC-H09
AVIC-H092001年にサイバーナビとして販売された機種です。AVIC-H09は、HDDナビゲーションサーバと呼ばれ、当時では珍しかったHDDを採用、1DINサイズにナビゲーションの基本ハード部分を集約した機器です。ユニットには、DVD/CDドライブを内蔵、後述のAVIC-V07MDと接続することで、カーナビはもちろん、DVD−VIDEOやCDを楽しむことができます。また、CDで再生した曲はHDDに自動的にデジタル録音(MP3)され、以降HDDから音楽を楽しむことができます(ミュージックサーバ)

AVIC-V07MD
AVIC-V07MD上記AVIC-H09とともにサイバーナビとして販売された機種、7.0型ワイドTV、MD・DSP AVパワーユニットです。1DINサイズに7.0型ワイド液晶を搭載し、TV(アナログ)を見る、MDを再生することができます。50W×4アンプを内蔵、DSP機能も実装されています。上記AVIC-H09と組合わせることで、オーディオを含めた各種機能をナビゲーションと同じユーザインターフェースで操作できます

DK101
自宅でカーオーディオを楽しむためのカーオーディオ用電源付配線キットです。DK101を用いてアンプ内蔵カーオーディオとスピーカーを接続すれば、ご自宅でカーオーディオを楽しむことができます。電源付ですので、車載バッテリーをお部屋に持ち込む必要はありません。コードの色を合わせて、ぎぼしを繋ぐだけの簡単接続です

お客様より、車で使用していたパイオニア社製 サイバーナビ、AVIC-H09+AVIC-V07MDをミュージックサーバー、CD/DVDプレーヤーとしてご自宅で使用されるにあたり、必要な部品、接続方法についてお問合せ頂きました。早速弊社にてお問合せ頂いたAVIC-H09+AVIC-V07MDについて調査させて頂き、提案書としてご回答させて頂きました

First今回のシステムでは、2台のカーオーディオを動作させる必要があることから、DK101付属ACアダプター1台では電力不足が懸念されました。特にAVIC-H09はHDDを内蔵しているため、万一HDD書込み中に電源が落ちてしまうと、最悪の場合HDDがクラッシュする可能性があります

そこで、「DK101を2台用いた構成(右図)」と、「DK101をベースに電源を強化したカスタム構成(後述)」、「電源付カーオーディオ用ケースLE802に入れる構成(電源も強化)」の3種類をご提案させて頂きました
弊社といたしましては、スイッチ一つで2台の機器のON/STANDBYを操作可能であることから、「DK101をベースに電源を強化したカスタム構成」をお薦めさせて頂きました

Lastsysその後、お客様とやりとりの中で「DK101をベースに電源を強化したカスタム構成」をご採用、ご注文頂きました。左図は最終的なシステム構成です

標準のDK101には12V/3.3AのACアダプターが付属していますが、2台のカーオーディオを動作させるため、ACアダプターを12V/5Aタイプに変更、あわせて配線回りを見直しました(一部信号線を結合するためのコードを追加しています)。なお、弊社12V/5AタイプのACアダプターは、カーショップ様の展示機用の電源としてお使い頂いている実績のあるものです

また、ご注文の際、お客様より納品後すぐに使えるよう「配線済にて納品」をご希望頂きましたので、弊社にAVIC-V07MDとAVIC-H09、付属コード一式をお送り頂きました

MeasureAmp到着後、仮組配線にて基本的な動作確認を行い、あわせて、消費電流の測定を行いました。測定の結果、通常お聞き頂く音量であれば、12V/5AタイプのACアダプターで問題が無いことを確認させて頂きました。右写真は測定中の風景です
ちなみに、同一音量で消費電流が大きかったのは、MD挿入時でした(突入電流を除く)

更に詳しく:突入電流
電源投入の際、通常動作に比べてかなり大きな電流が瞬間的に流れます。お選び頂くACアダプターによっては、この突入電流を供給できず、カーナビやカーオーディオが動作しない、動作が不安定等の症状がでる場合もあるようです

その後、納品時の配線を行った上で、納品前テストを実施し、配線済み状態にて納品させて頂きました
写真は納品前テストです。下写真右側はDVD再生中、左側はカーナビのAUXにiPhone 6Sを接続、音楽を流しているところです
下動画は、AVIC-V07MDの電源ON時に液晶画面がでてくるところです(DK101付属スイッチをON、7秒程度)

ご注文頂き誠にありがとうございました

  

 

【ご参考】

右写真はAVIC-V07MDを弊社電源付カーオーディオ用ケース、LE802に組込んだところです
AVIC-V07MDでは、電源を入れると液晶画面が出てきますが、この機器の場合は、ケースとの干渉(LE802上側フレーム部分にあたる等)はありませんでした。

■その他の事例

【事例】お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MX5000 )
カーオーディオを部屋で使うメリット

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■製品情報

本事例にて使用致しましたDK101と、電源付カーオーディオケースLE802の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE802 電源付カーオーディオケース

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます
DK101-A :金メッキタイプ

DK101-S :錫メッキタイプ

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です
また、電源付カーオーディオ用ケース「LE802」、電源付配線キット「DK101」、大容量12V21AタイプACアダプター「P-12V210」等を用いたカスタム対応も承っております
お気軽にお問合せ下さい

お問合せはこちら

 

【お客様事例】Pionner carrozzeria X

今回は、電源付カーオーディオケース LE802と弊社大容量ACアダプターP-12V210をご利用頂き、Pionner carrozzeria X(ODR)をご自宅で楽しまれている事例についてご紹介致しますTop

右写真は後日お客様からお送り頂いたcarrozzeria Xシステムです

Pioneer carrozzeria Xは、Optical Digital Reference(ODR)思想に基づいた製品群です

今回の事例でお客様がご使用になられる機器は、CDデッキのRS-DX7Ⅲ、その周辺機器のCD-7X、デジタルインテグレーションアンプのRS-9Xと、デジタルパワーアンプRS-7Xの2台、スピーカーはTS-Z1000RS等とのことでした

web2はじめにお問合せ頂いたのは、Pioneer carrozzeria Xをご自宅で使用したい。carrozzeria Xの構成製品であるRS-DX7Ⅲ を弊社製品 電源付カーオーディオケース LE802に入れて使用できるかとのことでした

早速弊社にてRS-DX7Ⅲを調査したところ、取扱説明書には最大消費電流4.0Aとの記載がありましたが、通常ご自宅でご利用頂く上で付属ACアダプターで問題なく使用できることを含めて、LE802に入れてお楽しみ頂けることをご回答させて頂きました

その後、お客様とのやりとりの中で、RS-DX7Ⅲの周辺機器であるCD-7Xのご使用や、パワーアンプ(RS-A9X、RS-A7X)の電源の課題についてもご相談頂きました

LE802-C01CD-7XはUSB/iPod用トランスポートという製品で、RS-DX7Ⅲに接続することで、USBメモリやiPod等の音楽をRS-DX7Ⅲで楽しめる機器です

CD-7Xを使用するに際し、サイズの制限から、RS-DX7Ⅲを入れたLE802に組込むことができないため、お客様にはケースに入れずにCD-7Xをそのまま外に置くご提案と、LE802を改造し、LE802と同等のカスタムケースにCD-7Xを組込むご提案をさせて頂きました
ご提案したカスタムケースは、カーオーディオ用の開口部と、電源スイッチがないフロントパネルに変更し、背面はLE802リアパネルそのままで、スピーカー端子などの各種部品を取り除いたケースです(右図はご提案資料の抜粋)。電源についてはRS-DX7Ⅲを組込んだLE802から供給する方式としています

DualACAdpRS-A9X、RS-A7Xパワーアンプの電源については、安定化電源を用いた電源供給をご検討されていましたが、冷却用ファンの音が課題とのことから、展示機の電源として使用実績のある、弊社大容量ACアダプター P-12V210(12V/21A 250W)をご紹介させて頂きました
なお、お客様がお持ちのパワーアンプは、前述の通り、RS-A9Xが1台と、RS-A7Xが2台。スピーカーはTS-Z1000RSと他スピーカーを音域毎にパワーアンプに接続されるとのことでした
そこで、アンプの取扱説明書や展示機での動作実績などから、消費電流を推測した上で、ACアダプター P-12V210を2台を用いる構成をご提案させて頂きました(左図はご提案資料の抜粋※)
※図ではIPBUSと光デジタルを一本で表現していますが、正確にはIPBUSはアンプ間をデイジーチェーンで、光デジタルはRS-9Xから各アンプに接続する形になります

お客様にてご検討頂いた結果、RS-DX7ⅢをLE802に、CD-7Xをカスタムケースに組込み、パワーアンプの電源については、弊社の大容量ACアダプターをご使用頂けることになりました。あわせて、各ケースにはガラス調天板LJ08と、RS-DX7Ⅲと、CD-7Xのケースへの組込みサービスもご利用頂きました

最終的な carrozzeria X(ODR) システムの構成、配線は下図の通りです

System

右写真はLE802と、カスタムケースに入れたRS-DX7III(写真右)とCD-7X(写真左)を接続したところですConnect

RS-DX7IIIを組込んだLE802から、CD-7X、及びアンプへのIP BUS(黒太コード)、光デジタル(青コード)をLE802背面のサービスホールをから出しています
CD-7Xを組込んだカスタムケースからは、USB/iPodと接続するためのUSB延長ケーブルを出しています

CD-7Xの電源については、RS-DX7Ⅲを入れたLE802から供給、つまりRS-DX7IIIとCD-7Xは同一電源としています。写真黄コード、黒細コードがCD-7Xに電源を供給するラインです
なお、アースコードに未接続のぎぼし端子がありますが、パワーアンプで使用するACアダプター2つとLE802付属ACアダプターのGNDを共通にするための接続口です

DoubleLE802左写真はRS-DX7IIIを組込んだLE802(写真右)と、CD-7Xを組込んだLE802-C01(写真左)の正面写真です
※ガラス調天板は弊社デモ用を使用

組込み後の最終動作確認の際、RS-DX7IIIと、CD-7Xを接続した状態で、機器の消費電流の測定をしたところ、待機時(LE802 スイッチOFF)では20mA程度、CD再生、及びiPhone再生中ともに0.9Aでした。消費電流が一番高かった「CD挿入時」でも、1.6Aと LE802付属ACアダプターで十分電力が供給できることを確認しました

ACAdpt-RS-9X7Xアンプの電源については、TS-Z1000RSを駆動するRS-A9XとRS-A7Xの2つのアンプを1つのACアダプターで、その他スピーカーを接続するRS-A7Xをもう1つのACアダプターで電力供給しています

写真はRS-A9XとRS-A7X 2つのアンプに電源を供給するACアダプターです(電源コードが2本)。通常のACアダプターと比較して、サイズ、質量は220 x 95 x 46(mm)、1.3kgと大きめですが、冷却用のファンがないため動作音はなく、音楽の邪魔をしません

all納品後、お客様からご連絡を頂き、またあわせてお写真もお送り頂きました

右写真は carrozzeria X(ODR)システム全体です。下にもお送りいただいた写真を何枚か掲載させて頂きました

またお送りいただいたメールでは、車で聴くよりもいい音で鳴り感動されているとのこと、また弊社製品に関しても、電源は静かで、コンパクトで良いこと、ケースの作りが良好などメーカー冥利に尽きるたくさんのお言葉を頂きました

最後に弊社製品をご購入いただき、また弊社WEBサイトへの事例掲載にご快諾、お写真をお送り頂きましたS様、誠にありがとうございました

topbview Pwr web2

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【事例】LE802 お客様事例:McIntosh MX5000の組込み
カーオーディオを部屋で使うメリット
【事例】カーオーディオ用パワーアンプを自宅で楽しむ(Pionner GM-D7400+JBL S3-1024)

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■製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオケースLE802、12V 21AタイプのACアダプター P-12V210の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース
P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■ご購入

LE802はアマゾン、P12V210は直販にてご購入頂けます
アマゾンにて販売中

P12V210 12V 21AタイプACアダプター

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製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。
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【事例】カーオーディオ用パワーアンプを自宅で楽しむ(Pionner GM-D7400+JBL S3-1024)

topPics車で使っていたカーオーディオや、パワーアンプ、サブウーファー。押し入れに眠っていませんか?

この事例では、Pionner社製パワーアンプ GM-D7400に、JBL社 S3-1024サブウーファーを接続し、CD-45zとともに、部屋で楽しむ事例をご紹介します。音楽はiPhone 6Sで再生しています
なお、本事例では、パワーアンプを弊社大容量ACアダプターP-12V210(12V/21A 250W)にて動作させています

※サブウーファーの位置は説明のため移動しています
※大容量ACアダプター P12V210はまもなく販売を開始します

この事例で使用した機器は以下の通りです

【使用機器】

Le802+cd45z カーオーディオ:CD-45z+LE802
Nakamichi製 アンプ内蔵のCDレシーバーです
弊社カーオーディオ用ケースLE802に入れています。CD-45zはアンプを内蔵しているので直接スピーカーを駆動できますが、今回はGM-D7400を使ってスピーカーを駆動しています

スマートフォン:iPhone 6S
Apple社 iPhone6S、音楽のソースとして使用しています
ACadp_GM-D7400-2
パワーアンプ:GM-D7400
Pionner製 ブリッジャブル・パワーアンプです。最大出力200W×4、定格出力33.5A。今回は2CH+1CH構成で使用しています(2CH:フルレンジ、1CH:サブウーファースピーカーを接続)

大容量ACアダプタ:P-12V210
12V/21A(250W)の出力ができる大容量ACアダプターです。今回パワーアンプの電源として使用しています。もちろんファンレス、音の邪魔をしません。PSEに適合、Energy Efficiency LEVEL Ⅵ対応です

Speakers サブウーファー:S3-1024
JBL製 10インチ サブウーファーです。定格450W 2Ω/4Ω切換可能、市販エンクロージャーに入れ、インピーダンス4Ω設定で使用しています

フルレンジスピーカー:SP-EXAR3
VICTOR社製ウッドコーンスピーカーです。ミニコンポに付属していたスピーカーを活用しています

▼PR:パワーアンプ
▼PR:サブウーファー

接続について

kousei各機器の接続についてご説明します(右図)。なお、機器の詳細な接続方法については、機器の取扱説明書をご覧下さい

LE802へのCD-45zの組込み
CD-45zを弊社製品電源付カーオーディオケースLE802に組込んでいます
CD-45zへの電源供給はLE802付属のACアダプター(12V/3.3A)にて行っています。CD-45zから出るRCA等の各種コードはLE802背面にあるサービスホールを通しています

■CD-45zとGM-D7400の接続
CD-45zにはPre-out FRONT/REAR出力があります。RCAコードを用いて、このPre-out FRONT/REARをGM-D7400のINPUT CH-A/Bに接続しています
また、LE802の電源スイッチとGM-D7400を連動させるため、CD-45zのRemote信号をGM-D7400のRemote端子に入れています※
※LE802フロントパネルにあるスイッチを入れると、CD-45zとGM-D7400が立ち上がります

■CD-45zとiPhoneの接続
ステレオミニジャック→RCA変換ケーブルを用いて、iPhone 6sのヘッドフォンジャックとCD-45zのAUX-INと接続しています

ACadp_GM-D7400■GM-D7400とスピーカーの接続
フルレンジスピーカーSP-EXAR3と、サブウーファーJBL S3-1024を3チャンネル構成で接続しています。SP-EXAR3はGM-D7400のCH-Aに、サブウーファーのJBL S3-1024はCH-Bにモノラル出力として接続しています

■GM-D7400とP-12V210との接続
GM-D7400の電源端子の「+」にACアダプターの赤コード(+12V)を、「-」に黒コード(GND)を接続しています。GM-D7400電源端子のリモートには「CD-45zとGM-D7400の接続」で述べたリモートコードを接続しています
また、この事例ではCD-45z用のACアダプター(LE802付属)と、GM-D7400用のACアダプター(P12V210)が異なっています。これら2つのACアダプターのGNDを共通にするため、LE802のアースと、GM-D7400の「-」を接続しています

パワーアンプの設定について

サブウーファー JBL S3-1024の周波数特性は30Hz~175Hz(仕様から)。S3-1024を接続したCH-B側にGM-D7400のLPF(ローパスフィルター)を設定、カットオフ周波数を200Hz付近に設定しました

 

電源を入れ音楽を楽しむ

LE802のスイッチをONにするとCD-45z、GM-D7400の電源がはいります
CD-45zのソースをAUXにし、接続したiPhoneで音楽を再生するとスピーカーから音が流れます
実際に動作している動画もあわせてご覧下さい

■補足:消費電流について
今回の構成において、最大音量Vol:60の時、アンプの瞬間最大消費電流は15Aでした。この消費電流は、使用する機器だけでなく、音量や再生する音楽等でも大きく変わります。たとえば、最大音量から少し音量を下げ、Vol:50にするとアンプの最大消費電流は3A程度まで下がりました

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【事例】LE802 お客様事例:McIntosh MX5000の組込み
【解説】デッキタイプカーオーディオをPCスピーカーで楽しむ(CD-700II+GX-70AX)

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■製品情報

本事例にて使用致しましたLE802と、カーオーディオ用配線キットDK101の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

P12V210 12V21AタイプACアダプター(準備中)

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます

LE802 アマゾンにて販売中

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。
お気軽にお問合せ下さい。

お問合せはこちら

 

【事例】純正カーオーディオを自宅で使う

■はじめに

Genuine_audios先日、お客様よりお持ちの「国産車の純正カーステレオ」を部屋でご使用されたいとお問合せ頂きました

そこで今回は、DK101を用いて、国産車の純正カーオーディオ(以降純正カーオーディオ)を、自宅で使う方法について解説いたします
写真右側はマツダロードスター 純正オプションのカーオーディオBOSE、左側はダイハツ車の純正カーオーディオです。この解説ではマツダ純正カーオーディオ BOSEを例にとりながらご説明します

■純正カーオーディオについて

Pwrcode多くの市販カーオーディオでは、電源やスピーカー等を繋ぐためのぎぼし端子付きのコード(右写真、電源コードと呼ばれます)が付属しています
DK101やLE802を用いて、家でカーコンポを聞く時には、この電源コードを介して、カーステレオに電源を供給し、スピーカーと接続します
写真は市販カーオーディオと、付属している電源コードの例です。写真上にあるコネクタをカーオーディオ本体に接続して使用します
電源コードからは、電源関連コード(画面右側)、スピーカー関連コード(画面左側)、その他コード(画面中央)が出ています

boseBack一方、純正カーオーディオには、前述の市販カーオーディオのように「電源コード」は付属せず、カーオーディオ本体背面に「コネクタのメス」だけが用意されています
左写真はマツダ車純正カーオーディオ BOSEの背面です。このカーオーディオの場合、背面左側に24ピンのメスコネクタがついています(矢印部分)
純正カーオーディオには市販カーオーディオと違って、ぎぼし端子がついた電源コードが付属していないため、そのままではカーオーディオに電源を供給したり、スピーカーと接続することができません

bose-3そこで、市販されている「純正カーオーディオ変換コネクター」(逆カプラや逆ハーネス、ステレオ変換コネクタとも言われています)を使用します
右写真は、マツダ車純正カーオーディオ BOSEに、市販の純正カーオーディオ変換コネクター(24ピン)を使用したところです
市販カーオーディオと同じように、純正カーオーディオから電源やスピーカーコードを出すことができます。これらコードを使って、電源の供給とスピーカーの接続を行うことができます

ご参考:純正オーディオ変換コネクター

Daihatsu-2 純正カーオーディオ変換コネクターは、カーメーカーだけでなく、カーオーディオの機種によっても、形状やピン数が異なります
たとえば、ダイハツ車純正カーオーディオのコネクタは、マツダ車と違って右写真のように10ピンと6ピンの2コネクタになります。また、同じマツダ車でもカーオーディオの機種によって24ピンではなく、12ピンと8ピンの2コネクタを使用する場合もあります
純正オーディオ変換コネクターを利用する場合は、「必ずお手持ちのカーオーディオにあったもの」をお選び下さい。詳細は純正カーオーディオ変換コネクターメーカーにお問合せ下さい
なお、外車の純正カーオーディオについても、当該カーオーディオの「純正オーディオ変換コネクター」を入手することができれば、ご利用頂くことが可能です

■純正カーオーディオ変換コネクターを用いた接続例

connetここでは、純正カーオーディオ変換コネクターを用いて、純正カーオーディオとDK101の接続方法をご説明します。なお、この例ではマツダ純正カーオーディオ BOSEを使用しています

右図は、純正カーオーディオ変換コネクターを用いた「DK101」と「純正カーオーディオ」の接続図です
図左側が「純正カーオーディオ」、真ん中が「純正カーオーディオ変換コネクター」、右側に「DK101」と、接続する「スピーカー」です

■純正カーオーディオ変換コネクターとDK101の配線を配線する

はじめに、純正カーオーディオ変換コネクターとDK101の配線を行います
接続するコードはスピーカーコードと電源関連コードです

まずはスピーカーコードの接続からご説明します
接続するスピーカーコードは全部で8本、紫、緑、白、灰色のコードで、それぞれ「+」と「-」があります。これら8本のコードを「DK101のスピーカー端子」と接続します。接続方法は簡単、同じ色のコードの「ぎぼしのオスとメス」を繋ぐだけです。なお、各コードの色は以下を示しています

白:フロント左スピーカー(+/-)、灰:フロント右スピーカー(+/-)
緑:リア左スピーカー(+/-)、  紫:リア右スピーカー(+/-)

次に、電源関連コードの接続についてです
電源関連コードは黄(BATT)と赤(ACC)、そして黒(アース)の3本です。黄、赤コードは、スピーカーコードと同様、DK101のスイッチ付コードの色と合わせてぎぼし端子を繋ぐだけです

アースコードは、DK101に付属しているネジを用いて、DK101の「アースコードのクワ端子」と、純正カーオーディオ変換コネクターから出ている「アースコードのクワ端子」を、カーオーディオ本体で「共締め」します

上記以外のコード、例えば、イルミコード(橙)やリモートコード(青)は接続しません
なお、接続方法の詳細についてはDK101の取扱説明書を参照して下さい

DK+bose■コネクターを接続する

DK101と純正カーオーディオ変換コネクターの接続が終わったら、次に純正カーオーディオと純正カーオーディオ変換コネクターを接続します
純正カーオーディオ背面にある「メスコネクタ」に、純正カーオーディオ変換コネクターの「オスコネクター」を差し込みます

■スピーカーを接続する

お手持ちのスピーカーをDK101の「スピーカー端子」に接続します
スピーカーのプラスケーブルをDK101 スピーカー端子の赤に、マイナスケーブルを黒に接続します。なお、上の写真では2組のスピーカーを接続しています

■ACアダプターを接続し、カーオーディオを楽しむ

bose-4配線に誤りがないことを確認した上で、ACアダプターを接続し、ACアダプターをコンセントに差します。DK101のスイッチをONにすると、カーオーディオの電源が入ります。カーオーディオの必要な初期設定を行った後、カーオーディオを楽しむことができます。使わない時はDK101のスイッチをOFFにします(ACアダプターをコンセントにさしていれば設定した内容は保持されます)
右写真はマツダ純正カーオーディオ BOSEを動作させている様子です。写真ではわかりにくいですが、サンスイα-s9とVICTOR SP-EXAR3の2組のスピーカーを接続しています

※カーオーディオの初期設定については、お手持ちのカーオーディオの取扱説明書等を参照して下さい

■まとめ

DK101を用いて、国産車 純正カーオーディオを家で楽しむ方法について解説いたしました
純正カーオーディオには「電源コードが付属していない」ため、市販されている「純正カーオーディオ変換コネクター」を使うことにより、DK101を用いて、純正カーオーディオが部屋で使えること、またその配線方法ついてご説明しました
また、「純正カーオーディオ変換コネクター」はカーメーカーだけでなく、カーオーディオの機種毎に異なるため、使用する純正カーオーディオにあった変換コネクタが必要であることをご説明しました

■事例

他にも解説やお客様ご使用事例があります。是非ご覧下さい。

カーオーディオを部屋で使うには
カーオーディオならではの使い方、2組のスピーカーで音を楽しむ
動画もあります)

その他事例一覧

 

■弊社製品のご紹介

NakamichiCD700II+DK101 カーオーディオ用電源付配線キット DK101

カーオーディオを家で楽しむための電源付配線キットです
配線キットですので、1DINサイズはもちろん、2DINサイズも使用することができます。コードの色を合わせて接続するだけの簡単接続、スピーカー端子、電源も付属していますので、すぐに室内でカーオーディオを楽しむことができます

DK101 詳細についてはこちら
※写真はご使用イメージです
ナカミチ CD700IIをホームオーディオ(サンスイ)に接続しています


【お客様事例】McIntosh MPM4000

MPM4000Top電源付カーオーディオ用配線キット DK101 をご利用頂いたお客様のご使用事例についてご紹介いたします
今回はMcIntosh MPM4000をホームオーディオに接続する事例です

お客様より、McIntosh MPM4000をホームオーディオと接続して、ご自宅で使用したい。弊社製品DK101(電源付配線キット)で使用することができるかとお問合せ頂きました

MPM4000はカーオーディオ用周辺機器であるため、電源については弊社DK101が使用できることをお伝えした上で、お持ちのMPM4000、取扱説明書などを参照させて頂きながら、ホームオーディオと接続、使用できるか確認させて頂くことが可能とご回答差し上げ、早速、弊社までご足労頂けることになりました

写真はLE802に入れたナカミチCD 45-zに、MPM4000を接続、動作させているところです

▼PR:McIntosh関連製品

MPM4000-1はじめに、マッキントッシュ MPM4000について簡単にご説明します

MPM4000はMcIntosh カーオーディオ用の周辺機器、「POWER OUTPUT METER」で、「パワーアンプ部の出力電力をアナログメータで確認することができる製品」です(MPM4000には、再生機能はなく、アンプも内蔵していないため、単体で音を出すことはできない製品です)
接続方法は、DC12V電源をMPM4000に与えた上で、MPM4000のL/R信号コードをスピーカーの出力端子に接続します(右下配線図)

HAconnect

DK101を用いて、MPM4000をホームオーディオと接続して使用する場合は、以下のように接続します

電源関連のコードは、MPM4000の「イルミ電源コード」と「アンプリモートコード」を、DK101の「ACCコード」と接続します
これらコードの接続に際しては、DK101の「ACCコードを2分岐」するか、MPM4000の「イルミ電源コード」と「アンプリモートコード」を接続した上で、DK101の「ACCコード」に接続します
アースコード、及びバックアップコードは通常の接続方法と同じです

MPM4000+DK101MPM4000から出ているL/R信号コードは、コードにぎぼし端子がついているため、直接ホームオーディオに接続することはできません。そこで、図のようにDK101付属のスピーカー端子を仲介させてホームオーディオのアンプ側と接続します
なお、DK101のスピーカー端子との接続において、MPM4000のぎぼし端子の「オス・メス」が逆になっているため、極性を反転して接続する必要があります

これら接続方法をまとめたものが下表です。
上写真はMPM4000とDK101を接続したものです

MPM4000コード DK101コード 備考
アースコード(黒) アースコード(黒) MPM4000筐体で共締め
バックアップコード(黄) BATTコード(黄)  色を合わせて接続
イルミ電源コード
(橙/白)
ACCコード(赤) DK101側のACCコードを
二股に分ける、あるいは
イルミ電源コードとアンプ
リモートコードを接続した上で
ACCコードに接続する
MPM4000フロントパネルの
「McIntosh」の文字を消灯する
場合は、イルミコードを
「未接続」にする
アンプリモートコード
(青/白)
ACCコード(赤)
L信号+コード(白) フロントL-コード(白/黒) 極性(+/-)が逆ですが
問題ありません(※)
L信号-コード(白/黒) フロントL+コード(白)
R信号+コード(灰) フロントR-コード(灰/黒)
R信号-コード(灰/黒) フロントR+コード(灰)

上記接続方法にて、MPM4000と弊社デモ機のDK101、オーディオを接続し、ご来店頂きましたお客様とともにMPM4000のVUメータが振れ、イルミネーションが点灯することを確認いたしました
web_teacmpm4000お客様には大変喜んで頂けました

その後、弊社にてMPM4000をお預かりし、DK101と接続、動作確認をした上でweb_mundmpm4000お客様にお送りさせて頂きました

後日お客様より、ホームオーディオに接続され、楽しまれているとのご連絡を頂きました
また、お客様よりMPM4000の事例として、弊社WEBページへの掲載をご快諾頂きました

写真は、お客様よりお送り頂きました「MPM4000とTEAC + JBL(上)」を、また「MPM4000とGOLDMUND + DENON + DALI(下)」に接続されている写真です
バランスなどから「TEAC+JBL」のシステムにてご利用されているとのことでした
T様、誠にありがとうございました

※更に詳しく:極性について

オーディオ信号はスピーカー端子で見ると交流信号になっています
この交流信号をこのままメーターにつなぐと針が全く振れません。これは、針が右に振れようとした次の瞬間、信号の極性が反転してしまい、今度は針が左に振れようとするためです。すなわち、平均すると針を振らせようとする力が相殺されてしまうので、針が振れません
そこでオーディオパワーメーター装置では、この信号うち針を右に振らせようとする信号だけに反応するような回路を組み込み、メーターが振れるように作られています
オーディオ信号は、平均的には必ず正負が同等になりますので、電線の接続で正負を反転してもメーターの振れには何の影響もないのです

LE802withMPM4000-1左写真は、ご参考として、MPM4000を弊社電源付カーオーディオ用ケース LE802に組込み、ホームオーディオと接続した例です
使用機器は、ナカミチ CD-45z(デッキとして使用)、MPM4000、アンプはサンスイ α-9です
接続方法は、ナカミチ CD-45zのPRE-OUTをサンスイのCD(LINE-IN)に接続、MPM4000はLE802の背面スピーカー端子を経由してアンプのスピーカー端子に接続しています

■その他の事例

【事例】お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MX5000 )
カーオーディオを部屋で使うメリット

事例一覧はこちら

■製品情報

本事例にて使用致しましたDK101と、電源付カーオーディオケースLE802の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE802 電源付カーオーディオケース

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます
DK101-A :金メッキタイプ

DK101-S :錫メッキタイプ

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。
お気軽にお問合せ下さい。

お問合せはこちら

 

【事例】McIntosh MPM4000を部屋で楽しむ

LE802+MPM4000-Top1先日、お客様事例として、カーオーディオ用配線キット DK101とMcIntosh MPM4000を接続し、お楽しみ頂いている事例を掲載させて頂きました。

今回は、そのお客様よりお借りしたカーオーディオ用パワーアウトプットメータ McIntosh MPM4000を弊社製品「LE802」に組込み、ホームオーディオと接続する事例をご紹介します

左の写真はMPM4000をLE802に組込みホームオーディオと接続している写真です。右下の写真はMcIntosh MPM4000です

▼PR:McIntosh関連製品

MPM4000-1はじめに、マッキントッシュ MPM4000とLE802について簡単にご説明します

MPM4000はMcIntosh カーオーディオ用の周辺機器、「POWER OUTPUT METER」で、「パワーアンプ部の出力電力をアナログメータで確認することができる製品」です(MPM4000に再生機能はなく、アンプも内蔵していないため、単体で音を出すことはできない製品です)

LE802は市販1DINサイズ用電源付カーオーディオケースです。LE802にカーオーディオを入れれば、部屋でカーオーディオを楽しむことができます。電源付ですので、車載バッテリーを家に持ち込む必要はありません

MPM4000を家で使用する場合は、MPM4000にDC12V電源を与えた上で、MPM4000のL/R信号コードを、アンプスピーカーの出力端子に接続します。すると、出力電力に応じてアナログメータが動作します。下図はLE802にMPM4000を組込み、ホームオーディオのアンプ(スピーカー出力端子)と接続した図です

HAconnect

■LE802にMPM4000を組込む

MPM4000fig-1MPM4000は通常のカーオーディオと異なり、図のように本体の幅、高さともに1DINサイズですが、フロントパネル部分が1DINサイズの幅、高さを超えています(右図中 緑矢印部分)
また、通常のカーオーディオと比べると、奥行きも浅く、MPM4000を固定するネジ穴も左右に1箇所ずつになっています(橙矢印部分、通常のカーオーディオは複数)

このため、LE802に組込む際には、通常の市販1DINサイズカーオーディオとは異なる組込み手順、具体的にはLE802のフロントパネルを外してMPM4000を組込んだ上で、配線することになります

0-Flame○LE802のフロントパネルを外す

右図のように、LE802の天板を外した後、上フレームの固定ネジを外して、上フレームを外します
そして、LE802のフロントパネル数mmほど上に持ち上げ、フロントパネルを下フレームの溝から外した上で手前に引き、フロントパネルを外します。このとき、スイッチとスイッチの配線は外しません

○MPM4000にLE802のフロントパネルと固定金具をつける

MPM+FPanel-1取り外したLE802のフロントパネルを左写真のように、MPM4000の背面から差し込みます(固定はしません)
差し込む際、LE802のスイッチとその配線はつけたまま作業となりますので、フロントパネルは強く引っ張らないよう注意して下さい

パネルを取付けたら、次に固定金具をMPM4000に取付けます。使用するネジはLE802付属のM5ネジです
前述のようにMPM4000は側面に固定用ネジ穴が一つであるため、左写真のように1つのネジで固定金具を固定します。固定金具を取付けの際には、水平になるように注意して下さい(1cm以上の厚みがある台の上に載せると作業しやすいです)

○MPM4000をLE802に組込む

フロントパネルと、固定金具を取付けたMPM4000を少し浮かせた状態でLE802のフロント側からMPM4000を入れ、固定金具の穴がLE802底板から出ているボスに入るようにします。あわせて、フロントパネルをLE802の下フレームの溝に落とします。
なお、この時点では固定金具をナットで固定しません(後述のアース配線を行うため)

○LE802とMPM4000を配線する

LE802とMPM4000の配線は、「電源関連のコード」と「L/R信号コード」です

MPM+connect-1電源関連のコードで配線するものは、「イルミ電源コード(橙/白)」、「アンプリモートコード(青/白)」、「バックアップコード(黄)」、「アースコード(黒)」の4種類です

「イルミ電源コード」と「アンプリモートコード」は、LE802の「ACCコード」と接続します。写真のように、MPM4000は「イルミ電源コード」と「アンプリモートコード」が二股に分かれています。この「イルミコード」と「アンプリモートコード」を接続した上で、「ACCコード」と接続します
バックアップコードは、LE802のBATコード(黄)と接続します。
なお、LE802とMPM4000の「アースコード」は、後述するLE802とMPM4000を固定する際に、あわせてLE802の固定金具に共締めします

次に、「L/R信号コード」を接続します。「L/R信号コード」には白コード2本、灰コード2本があります。LE802スピーカー端子から出ているコードの色と合わせて接続します。接続する際、MPM4000のぎぼし端子の「オス・メス」が逆になっています。このため、極性を反転して接続します
なお、LE802にある「緑コード」、「紫コード」とは接続しません

MPM+connect-2

これら接続方法をまとめたものが下表です

MPM4000コード LE801コード 備考
アースコード(黒) アースコード(黒) 固定金具と共締め
バックアップコード(黄) BATTコード(黄)  色を合わせて接続
イルミ電源コード
(橙/白)
ACCコード(赤) イルミ電源コードとアンプ
リモートコードを接続した上で
ACCコードに接続する
MPM4000フロントパネルの
「McIntosh」の文字を消灯する
場合は、イルミコードを
「未接続」にする
アンプリモートコード
(青/白)
ACCコード(赤)
L信号+コード(白) フロントL-コード(白/黒) 極性(+/-)が逆ですが
問題ありません(※)
L信号-コード(白/黒) フロントL+コード(白)
R信号+コード(灰) フロントR-コード(灰/黒)
R信号-コード(灰/黒) フロントR+コード(灰)

 

LE802とMPM4000を固定する

MPM4000を前後に動かし、位置を調整した上で固定金具をLE802付属のワッシャーとナットで固定します。このとき、MPM4000とLE802のアースコードを共締めします

○上フレームと天板を取付ける

最初に外した上フレームと天板を取付けて完成です

MPM+LE802

McIntosh MPM4000をお貸し頂きましたT様、誠にありがとうございました
なお、弊社製品 DK101を用いてMPM4000をご利用頂いている事例は以下です

お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MPM4000 )

※更に詳しく:極性について

オーディオ信号はスピーカー端子で見ると交流信号になっています
この交流信号をこのままメーターにつなぐと針が全く振れません。これは、針が右に振れようとした次の瞬間、信号の極性が反転してしまい、今度は針が左に振れようとするためです。すなわち、平均すると針を振らせようとする力が相殺されてしまうので、針が振れません
そこでオーディオパワーメーター装置では、この信号うち針を右に振らせようとする信号だけに反応するような回路を組み込み、メーターが振れるように作られています
オーディオ信号は、平均的には必ず正負が同等になりますので、電線の接続で正負を反転してもメーターの振れには何の影響もないのです

■動画

MPM4000をホームオーディオに接続、動作させている動画です

■その他の事例

【事例】お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MX5000 )
カーオーディオを部屋で使うメリット

事例一覧はこちら

■製品情報

本事例にて使用致しましたLE802と、カーオーディオ用配線キットDK101の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

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【お客様事例】カーナビ展示機でのご使用(オートウェーブ宮野木店様)

AutowaveDemo今回は株式会社オートウェーブ宮野木店様にて、展示機にカーオーディオ用電源付配線キット「DK101-A」をご活用頂いている事例をご紹介します
左写真はDK101-Aをご利用頂いている展示機です

株式会社オートウェーブ様は、カー用品、愛車のメンテナンスを行うお店として、千葉県を中心に展開されているカーショップ様です

オートウェーブ宮野木店様では、PIONEER製カーナビシステム、「サイバーナビの展示ブース」を設置される際、従来の安定化電源を利用した配線では、電源をOFFにした場合にカーナビに設定した内容が消え(※)、電源を入れる度に設定項目の多い「カーナビの設定を毎回しなければならない」という課題をお持ちでした
※車に設置している場合、OFFにしてもカーナビの設定は消えません

DK101WithCyberそこで、弊社DK101が持つ「スタンバイ/ON機能」にご着目頂き、DK101-Aをご導入頂きました

DK101のスタンバイ/ON機能とは、車と同様、スタンバイ時にはカーナビ、カーオーディオに待機電力を供給し、ONによりカーナビ、カーオーディオが立ち上がる機能です
このスタンバイ/ON機能により、待機中には、待機電力によってカーナビ、カーオーディオ動作中の設定がそのまま保持され、開店時、電源を入れるたびに毎回行っていたカーナビの再設定から開放、効率的な運用が可能になりました。写真はサイバーナビ展示機背面にある「DK101のスタンバイ/ONスイッチ」です
なお、弊社製品電源付カーオーディオケース LE802/801にもスタンバイ/ON機能が搭載されています

connetサイバーナビ展示機器の構成としては、サイバーナビ本体にフロント/リアスピーカーが接続され、サイバーナビ本体からパワードサブウーファーを介してサブウーファーを接続されています(右図参照)
サイバーナビ本体への電源供給はDK101から(図中緑破線)、パワードサブウーファーへの電源供給は宮野木店様にてお持ちの既存電源を活用しています(灰破線)。
なお、接続に際してアースは共通にしています
その他、接続されている機器としては、サイバーナビにHDMI経由で大型モニタが接続されています

本年5月にDK101-Aをご導入、DK101-Aで運用開始してから半年以上経過いたしました。DK101-Aにより、電源を入れる度に行っていた設定作業が無くなったことはもちろん、オートウェーブ宮野木店の多くご担当者様から、DK101-Aの導入により、音質が改善されたと高くご評価を頂いております

なお、店舗の展示機は、家庭、部屋での使用と比較し、かなり大きな音でデモされることもあるため、DK101付属3.3AタイプのACアダプターから、弊社5AタイプのACアダプターに変更、電源を強化しています

最後になりますが、事例の掲載、及び店舗内での写真撮影をご快諾頂きましたオートウェーブ様、誠にありがとうございました。写真はオートウェーブ宮野木店様の写真です

miyanogi

・ オートウェーブ様 ウェブページ
・ オートウェーブ宮野木店様店舗情報

その他事例・解説

お客様のご使用事例やその他の事例、解説です

お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MX5000)
アンプ内蔵タイプのカーオーディオを室内で楽しむ
事例一覧はこちら

製品情報

本事例にてご使用頂いているカーオーディオ用電源付配線キットDK101と、電源付カーオーディオケースLE801の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE802 電源付カーオーディオケース

ご購入

アマゾンにてご購入頂けます(新しいウインドウが開きます)

DK101-A :金メッキタイプ

DK101-S :錫メッキタイプ

 

【お客様事例】カーナビ展示機手間無し運用(オートウェーブ茂原店様)

booth今回は株式会社オートウェーブ茂原店様にて、カーナビ展示機に弊社製品バックアップ機能付電源「DB201」をご活用頂いている事例をご紹介します
左写真はDB201をご利用頂いている展示機 パイオニア製サイバーナビです

株式会社オートウェーブ様は、カー用品、愛車のメンテナンスを行うお店として、千葉県を中心に展開されているカーショップ様です

オートウェーブ茂原店様では、カーナビ、カーオーディオ展示機の運用する際、配電盤のスイッチにて、「開店時に配電盤の電源を入れ、閉店時に配電盤の電源を落とす」運用をされています

DB201Topこのため、配電盤にて電源を落とすと、カーナビへの電力供給が停止し、カーナビに設定した内容が消え、その結果、電源を入れる度に設定項目の多い「カーナビの設定をしなければならない」という課題をお持ちでした(※)

※車に設置している場合、OFFにしてもカーナビの設定は消えません

そこで、オートウェーブ宮野木店様にてカーナビ展示機の電源としてDK101を導入させて頂いた実績を持つ弊社の製品「DB201」のバックアップ機能にご着目頂き、DB201をご導入頂きました

DB201は、特許申請済の「展示機向けのバックアップ機能付電源」です
DB201Mobara-E2DB201は、電源が供給されていない時には、2次電池を内蔵したバッテリーパック(左写真)から、バックアップ電源として、カーナビ、カーオーディオにスタンバイ電力を供給し、電源が供給されている場合には、ACアダプターによるカーナビ、カーオーディオへの電力を供給します

この機能により、配電盤を切る、つまりカーナビ、カーオーディオに電源が供給されなくなると、バッテリーパックから「0タイム」で蓄電した電力をカーナビ、カーオーディオに供給するため、カーナビ、カーオーディオ動作時の設定がそのまま保持されます。もちろん、万一の停電でも同様にスタンバイ電力が供給され、設定が保持されます

このバックアップ機能により、電源を入れるたびに行っていたカーナビの再設定から開放され、「配電盤を入れる、切る」だけの効率的な運用が可能になります
なお、バッテリーパックへの充電は、カーナビ・カーオーディオに電源が供給されている時に自動的に行うため、ご利用頂いているお客様が充電を意識する必要はありません。

茂原店様でのサイDB201Connectバーナビ展示機器の構成としては、サイバーナビ本体にフロント/リアスピーカーが接続されています

サイバーナビへの電源はDB201付属のACアダプターから供給、スタンバイ時にはバッテリーパックからスタンバイ電力が供給されます(右図)

DB201をご導入、運用をはじめてから2ヶ月ほど経過いたしました。DB201により、電源を入れる度に行っていたカーナビの設定作業が無くなり、手間のない運用が可能になったとお喜び頂いております

最後になりますが、事例の掲載、及び店舗内での写真撮影をご快諾頂きましたオートウェーブ様、誠にありがとうございました。写真はオートウェーブ茂原店様の写真です

mobara

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・ オートウェーブ宮野木店様店舗情報

なお、弊社では現在ご使用中の電源が使える「バックアップユニット GB305」も販売しております

その他事例・解説

お客様のご使用事例やその他の事例、解説です

【事例】カーショップ オートウェーブ宮野木店様 展示機DK101ご使用事例
事例一覧はこちら

製品情報

本事例にてご使用頂いているDB201と、既存電源がご利用頂けるバックアップユニット GB305の製品情報です

展示機器向け メモリーバックアップ機能付電源 DB201

外部電源型展示機器向けバックアップユニット GB305

お問合せ

製品のお見積、製品に関するご質問、ご不明な点など、お気軽にお問合せ下さい

お問合せはこちら (新しいウィンドウが開きます)

 

【お客様事例】McIntosh MX5000 LE802組込み

06-Complete

はじめに

自宅でカーオーディオが使える電源付カーオーディオ用ケース「LE802」に、McIntosh(マッキントッシュ) MX5000を組込んだお客様事例についてご紹介いたします

電源付カーオーディオ用配線キット「DK101-A」をご購入頂いたお客様より、LE802にMcIntosh MX5000(以降MX5000)を組込みたいとご連絡を頂きました

MX5000はフロントパネルが1DINサイズを超えていることから、通常の組込み方法(LE802のフロントパネルを付けたまま)では、組込むことができません。
そこで、弊社にてLE802にMX5000を組込ませて頂くことをお伝えしたところ、お客様にて組込みたいとご要望を頂きましたので、弊社までお越し頂き、一緒に組込み作業をさせて頂くことになりました

ここでは、はじめに「MX5000組込みの流れ」をご説明し、その後写真を交えながら、実際の組込み方法をご紹介します

McIntosh MX5000 組込み

■組込みの流れ

前述の通りMX5000は、フロントパネル部分が1DINサイズより大きなサイズ、具体的には「188mm x 58mm」になっています(※)。このため、LE802フロントパネルを付けた状態での組込み方法と異なり、下図のようにLE802のフロントパネルを外した上で、MX5000を組込むことなります。

0-Flame1)LE802のフロントパネルを外し、MX5000につける
2)MX5000に固定金具を取付ける
3)電源コード、RCAコードをLE802サービスホールに通し配線する
4)MX5000をLE802に組込み、フロントパネルを固定する
5)天板を取付ける
6)完了

※1DINサイズ:180mm x 150mm

■組込み方法

1)LE802のフロントパネルを外し、フロントパネルをMX5000につける

02panel右上図のように、LE802フロント側にある2本のネジを外して、「前面上フレーム」を外し、LE802のプロントパネルを外します

次に外したフロントパネルを、MX5000の背面側から挿入し、LE802のフロントパネルをMX5000に取付けます

右写真はLE802のプロントパネルを取付けたMX5000です

03kanagu2)固定金具を取付ける

パネルを取付けたMX5000に固定用金具を取付けます
取り付けの際、MX5000本体の高さより、フロントパネルの高さの方が高いため、MX5000を水平に置くことができません
そこで、固定金具が水平に取付けられるように、MX5000の下に台を置きます。左写真では、1cm厚のアクリル板を下に敷き、金具を取付けています

3) 電源コード、RCAコードなどをLE802サービスホールに通し、配線する

04-0powercodeMX5000では電源ユニット(DC-DCコンバータ)がMX5000本体と別になっています。このため、電源ユニットから出ている電源コードを、LE802背面のサービスホールから通し、電源のバッテリーコード(黄)とLE802のバッテリーコード、アクセサリーコード(赤)とLE802のアクセサリーコードを接続します
アースコードは電源側に共締めします(※)
また、あわせてLE802のアンテナジャックを、MX5000のソケットに差し込みます04-1powercode

なお、MX5000では電源コードのソケットが大きく、サービスホールを通しにくいため、LE802のサービスホールについているグロメット(ゴム製のコード保護)を外して、グロメットを電源コードに通した上で、サービスホールに電源コードを通し、最後にグロメットを取付けています

※MX5000の場合、MX5000本体と、電源ユニット(右写真)、アースコードが共通になっていました

04-2RCAcode電源コードを通したら、次にMX5000背面から出ているRCAコードをサービスホールに通します
今回通したコードは、OUTPUT FRONT L/Rと、AUX IN L/Rの計4本です
OUTPUTのFRONT L/Rはアンプに接続、AUX IN L/RはiPhoneに接続されるとのことでした

これ以外のコード、OUTPUT REAR L/R等は使用しないためLE802本体内にしまうことにしました

4)MX5000をLE802に組込み、フロントパネルを固定する

05-1embeded次にMX5000をLE802に組込みます
写真のように、MX5000を少し浮かせた状態で、LE802のフロント側からMX5000を入れ、固定金具の穴がLE802底板のネジに入るようにします
このときLE802フロントパネルに付属している「スイッチ」がLE802のフレームにあたらないよう注意します

05-2nejiMX5000を組込んだら、MX5000の前後位置を調整した上で、MX5000をナットで固定します。ナットは対角に締めるようにします

MX5000を固定したら、使用していないコードやRCAコード等を整理し、必要に応じて結束バンドで止めます

最後に、1)で取り外したフロントの「前面上フレーム」を取付け、05-4flameフロントパネルを固定します(下写真)

これで組込みは終了です。
動作を確認を行った上で、天板を付けます。今回は黒天板(標準品)ではなく、ガラス調オプション天板をご利用頂くとのことでした

5)動作テスト

MX5000はアンプを内蔵していない「デッキタイプのカーオーディオ」であるため、直接スピーカーを接続することができません。今回の動作確認では、アンプ内蔵のPCスピーカーを用いました
LE802のサービスホールから出したOUTPUTのFRONT L/RとPCスピーカーを、市販のRCAコードで接続し、正しく音がでることを確認しました
なお、テストで使用したPCスピーカーはONKYO GX-70AXです

06-test

6)オプションガラス調天板の取付け

最後にLE802のフレームを止めているネジ8本を、オプションのガラス調アクリル天板に付属している黒ネジに交換し、天板を置いて完成しました。

06-Complete

■まとめ

自宅でカーオーディオが使える電源付カーオーディオ用ケース「LE802」に、McIntosh MX5000を組込んだ事例についてご紹介いたしました。
McIntoshは、フロントパネルが1DINサイズより大きいため、LE802通常の組込みではなく、LE802のフロントパネルを外して組込みます。この事例ではその方法についてご説明しました。

■最後に

今回組込みのお手伝いさせて頂きましたお客様より、LE802に組込んだMcIntosh MX5000を使用されている写真をお送り頂きました。

McIntosh 組込み時の撮影、またWEBページへの掲載をご快諾頂きました T様、誠にありがとうございました。
弊社製品を末永くご愛顧の頂きますよう、よろしくお願い致します。

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■製品情報

本事例にて使用致しましたLE802と、自宅でカーオーディオが使える電源付配線キット DK101の製品情報です。

LE802 電源付カーオーディオケース

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

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